ビールテイスト飲料、ノンアルコールビール

コカコーラ社が、アルコール分0.1%以下のビールティスト飲料、その名もスカイモルト(SKYMALT)を市場に投入してきましたね。
今回のコカコーラ社のスカイモルト(SKYMALT)はビールテイスト飲料と呼んでいますが、この手の見た目も味もビールなんだけど、アルコール飲料ではない飲み物の歴史はそれなりに有るようですが、一向に市場に浸透しない、しかし市場からはなくならない不思議なポジションの飲料だと思います。

国内のメーカーが出しているビールテイスト飲料、ノンアルコールビールとしては

○TaKaRaバービカン

○キリン モルトスカッシュ

○サッポロ スーパークリア

○サントリー 新 ファインブリュー

○ホッピー

などが有りまして、大部分がアルコール分が全くゼロではなくて、アルコール分が1%以下の微量が入っています。

なぜ1%以下かといいますと酒税法の規定で「アルコール度数1%未満のものは酒ではない」とされているためです.

今までこの手のビールテイスト飲料は酒造メーカーが、アルコールが体質的に飲めない人向けに、従来のビールからアルコール分を取り除いて出してきていたはずですが、今回のスカイモルト(SKYMALT)は、ソフトドリンク一本でやってきたコカコーラ社が出してきたもので、どうなることかと、少しだけ注目してみようと思ったわけです。

私の想像する背景として、道路交通法改正により飲酒運転に対する罰則規定が大幅に厳しくなった事で、今までは外で食事をしてビールを飲んでいた人が、ビールテイスト飲料に切り替える読みがあるのではないかと思っています。

過去に、ノンアルコールビールは何度も市場には出てきましたが、上手く浸透しませんでしたが、今回の道路交通法改正の背景とコカコーラ社の企業イメージやマーケティングの能力でひょっとしたら、売れるかもしれませんね。

追伸

最近思うのですが、ノンアルコールビールを飲むくらいなら、牛乳でも飲んでいたほうが良いのではってね。

ビールなんてのはアルコールが入っていてこそのビールですからね。