太陽は地球の周囲を回っている
国立天文台の教授らが行った調査で、小学生の4割は「太陽が地球の周囲を回っている」と思っている、との調査結果が発表されました。
今回の発表での結論として、天文現象に対する子供たちの理解の乏しさが浮き彫りになったと、調査結果について結論を出しています。
まあ一番大きいのが、全く教えていないかちゃんと授業で教えていないかが結論だと思いますが、今回ちょっと違う見方をしてみましょう。
元来、科学技術などの発展には、ある程度の割合で既存の常識を信じない、疑うことから新しい発見があり、科学技術や学問が発展してきた経緯も少なくないと思います。
今回題材としている、天動説・地動説だってガリレオ・ガリレイが太陽の周りを地球が回っていると唱えた時代は世界中の人間が地球の周りを太陽が回っていると信じていて、ガリレオガリレイは、異端児で間違った説を唱えていると散々糾弾されていましたね。
例えば、今回の4割の地球の周りを太陽が回っていると思っている小学生が、あなたに対して、太陽の周りを地球が回っていることを証明しろと迫ってきたら出来ますか?
地球から宇宙船に乗って宇宙に出ていった、宇宙飛行士ならこの目で見たと言い切ってしまうかもしれませんが、言い切ったところで太陽の周りを地球が回っている証明にはなりませんしね。
屁理屈をあまり書いても仕方がありませんし、誰が何と言っても太陽の周りを地球が回っているのは事実でしょうが、過去に教科書だとか専門書に書かれていたことが、後世に修正されたり覆されたりしたことは列挙すればたくさん出てきます。
折角ですから、今回天動説を唱えた小学生に天動説の正しさを調べて発表させてみたら、天動説は間違っているとはいえ、有意義な勉強の機会になると思います。
今の世の中、全てのことが科学的に証明されているわけではないですし、今までの常識を疑ってみて自分で調べて見ることも、何でも学校の授業で正しいと教えるよりも、未来に向けて有意義な勉強だと思いませんか?
近い将来、今までの常識を180度覆す世紀の大発見が出てくるかもしれませんよ。
その他
小学校の頃”エネルギー不変の法則”って習いましたがあれは本当でしょうか?エネルギーは形を変えても無くならないって事らしいのですが、うーーん 違うんじゃないかな!
それだったらエネルギー不足なんて事は起こらないのでありまして、実際にはエネルギーは消費されて無くなってしまうってのが正解では無いでしょうか?