雑誌の発行部数と公称部数

日本雑誌協会が公表する雑誌の発行部数を、従来の「公称部数」から雑誌の印刷実数に基づく「年間平均印刷部数」に変える事が発表されました。
う~ん と言いますか???なのか、ちょっと気になったので調べてみました。

公称10万部発行といっても間違いなく実際の発行部数は下回っているそうで、なんと一般的には公称部数は実際の発行部数の灼く3倍が通説なのだそうで、出版会社によって差が少なかったり、実際の出版部数の10倍を公称部数としていたりと、マチマチでは有るそうです。

きちんと計算された資料は有りませんが、実際に販売されている実売数と、各雑誌の公称発行部数を合計した部数では驚くほどの差が有るようです。

理由として一番大きいのが、雑誌出版における広告収入によるところが大きく、他社に比べて公称発行部数が少ないと、広告料金を高く設定できなかったり、他社に広告を取られてしまう営業上の理由が一番大きいようです。

もう10年以上前から出版不況が続いているようですが、今回の公称部数の是正で少しでも、出版不況が改善されると良いですね。

今は広告のチャンネルは大幅に増えていますので、出版業界内だけで公称出版部数競争をやっていても仕方が無いと思います。

公称9万部発行で実際の発行部数3万部の雑誌に広告を載せても、3万部分の広告効果しか出ないですから、他の折り込み広告や新聞広告やインターネット広告と比べて、効果やコストパフォーマンスが悪ければ、他の媒体に広告主が流れてしまいますからね。

テレビの場合は視聴率調査会社があって、番組毎の視聴率を公表していますし、音楽業界ではオリコンが調査発表しています。

そのような公明正大な調査結果を元に業界の健全性や、信頼性を出していると思いますので、今後、雑誌も印刷実数による出版数を出すことによって、一歩進むと良いですね。

私も、過去 各種媒体に広告を出してみて結果を調べたことが有りますが、一度 広告を出してみて効果がなければ二度と出しませんけどね。

追伸

実際の発行部数と公称部数の大きな違いが原因では有りませんが、老舗の週刊誌の廃刊が相次いでいますね。

なにせ情報氾濫で手のひらの中には携帯電話って情報端末が有って簡単にインターネットに接続できてしまいますからね。

出版不況は続くので有ります。