交渉方法(腹が減っては戦が出来ぬ)
現代ではありがたい事に刀や槍を持ち出して戦をするってのは少なくとも日本国内ではまず無いのでありますが、戦ってのは形を変えて民事紛争だったり個人同 士の折衝であったり、時には弁護士を使って戦いを挑んだり、切った張ったじゃないだけ平和なのでありますが普通の人でも時として現代の戦ってのに巻き込ま れることは有るのですよね。
で本題の腹が減っては戦が出来ぬって諺が出てくるのですけど、おとなしく控え目にしていても平和的民主的に解 決するってのは幻想である場合が少なくないのでありまして、金銭が絡む交渉事にもなりますと、声の大きさだったり語気の強さや迫力だったり決して自分が決 めたラインより譲歩することにNoと言える意志の強さだったり、時にブラフも交えながらって事もあるのでしょうけど、腹が減っていると自分の力を100% 出せないですよね。
まぁ椅子に座って口を動かすだけでしたら大したカロリー消費量では無いのですけど、逆に誰か相手がいる交渉の場面では 頭の方はフル回転致しませんと戦えないのでありまして、思うに腹が減っていると体と同様以上に頭の回転が鈍くなるのではないでしょうかね?
た だし腹いっぱい食ったあとの満腹状態ってのも、どうもカロリー関係の消費が消化器官関係に予算をとられてしまいますし、どうも満腹状態ってのは幸せな気分 で眠くなってしまったり致しますから、戦闘モードには向きませんので腹が減っては戦が出来ぬけど満腹状態でもダメですっよって事でしょうね。
で すから何らかの交渉や折衝、ネゴシエーションなんて場面の予定があったら1時間前には腹八分目の食事を済ませておくのが一番良いのでしょうね。
で 交渉前には軽く体を動かして全身の血の巡りを良くしておいて、頭の中に十分な酸素とエネルギーが供給されるようにしておくのが一番良いのでしょうね?
追 伸
個人的にはあまり交渉事は好きじゃないですが、時として自分の意思に反してゴタゴタに巻き込まれる事が過去に数回有るのですけど、気力体力が結 果を大きく左右しますよね。
事を穏便に済ませようとするのでしたら相手の言い分をできるだけ認め譲歩してしまえば、さっさと円満解決する のでしょうけど自分が経営者として自分の経営する企業を存続発展させて良くためには、事なかれ主義や平和主義だけでは難しいのでありまして苦労しますね。
引 くときは深追い無用で引きますけど、引いてはいけないときには徹底的に争ったりしてしまうのであります。