総合職と専門職と今は昔の出世物語

言い換えるとゼネラリストとスペシャリストって言い方になりますが、限られた範囲内での専門分野に特化して技術を極める形で会社に貢献する形の専門職と様々な分野を経験して・・といいつつ実は専門分野に特化すること無く経営に携わる分野を目指す総合職と住み分けといいますかいつから区別するようになったんでしょうかね?

確か一昔前にはゼネラリストを目指すかスペシャリストを目指すかなんて議論ですとか雑誌の特集なんてのが結構有りましたけど、いつの間にかそんな話題をあまり聞かなくなりましたね。

その理由を推測いたしますと、その昔ってのは会社員イコール正社員の集団だったんですけど、いつの間にか非正規社員といいますか契約社員だとか非正規社員と呼ばれる労働者の人が増えてしまいまして、一部の技術職を除いて正社員はゼネラリストでそれ以外の非正規社員は良く言えばスペシャリストといいますか現実は同じ労働を永久に続ける以外の選択権がない状態の労働者が増えてしまったのが原因では無いでしょうか?

つまりその「スペシャリストとゼネラリストあなたはどちらを選ぶ?」なんて議論が成り立っていた時代は学校を卒業して就職したら総合職を選ぶのか専門職で生きていくのかを自分で選べるって選択権が有ったんですけど、いつの間にか選択権がなくなって来ているって感じなんですよね。

もちろんねどっかの外食産業の社長さんのようにアルバイトからスタートして正社員に登用されて、ついに経営のトップまで上り詰めましたなんて実例も有りますが、たぶん今の新卒入社の正社員でも昔と比べて自分が社長になれるって希望を抱いている人はどのくらいいるんでしょうかね?

なんと言いますか経済が右肩上がりで会社ってのは基本的に毎年成長して、社員数が増えていって成長していくのが当たり前といいますか、そうじゃないと問題だって考えられていた時代と今は違っていて、成長から取り残されて淘汰されていくか大きな資本に吸収されてしまうか、簡単に言うと市場のトップシェアとせいぜい二番目以外の企業では生き残っていけないような、各地方で大将がいらっしゃるとか同じ業界で5社とか10社が限られたシェアを分けあっているなんて状況を維持できなくなってきていますから、出世?そんな個人の事は二の次で会社の存続が大切で、契約社員でも仕事があるだけいいじゃないか?てね感じでしょうか?

あ~あ昔のような専門職だとか総合職だとか悩んでいた時代が懐かしいですね。