お金儲けと努力逆転の法則
お金を儲けようと努力したことが逆に消費者にそっぽを向かれる事になってしまって最悪の場合、赤字転落というのは珍しくも有りませんが、実際その当事者にはわからない場合が多いのです。
では少し具体的に書いていきたいと思いますが、例としてみんな大好き日本マクドナルドを取り上げてみたいと思います。
日本マクドナルドは日本の外食産業のトップ企業として君臨していますが、そこに至るまでは創業社長である藤田田さんの力量が非常に大きかった事は間違い有りません。
そして藤田田社長の後を引き継いだ原田社長から転落が始まるわけですけど、何がいけなかったか思いつくところを書いてみます。
多くの店舗を24時間営業体制にした事。
ご存じの方も多いと思いますが藤田田社長時代の日本マクドナルドは店がしまっている深夜から朝にかけて、清掃専門のスタッフが徹底的に店内を清掃していました。
たぶん夜店を開けていればその分だけ売上は上がるし、なにしろ清掃専門スタッフに支払う賃金がもったいないとか、そんな短絡的な売上への努力だったのでは無いでしょうかね?
一時的には業績に対してプラスに影響したとしても、ユーザー目線と逆のことをやっていたら、努力逆転の法則が発動してしまうのは、今の日本マクドナルドの現状を見れば一目瞭然だと思います。
他の例を書いてみますが、お客さんへの声掛けって有りますよね?
店に来てくれたお客さんへ対しての場合もありますし、営業マンが客先に出向いてですとか、電話コールする場合も有ると思います。
会社としては一円でも多くの売上を既存客から上げるというのは、当たり前の商行為ですしそのために営業マンも努力して当然なんですけど程度ってのが有るわけですよ。
お客さんが全く望んでいないものを顔見知りなので粘って買ってもらうですとか、必要以上にハイスペックの物を勧めるですとか、営業マンにとっては営業努力なのでしょうけど、やっぱりお客さんが迷惑になるレベルまで言ってしまいますと、ちゃんと努力逆転の法則が発動するようにできているんですね。
そういった視点で見渡してみると倒産してしまった企業ですとか、今営業的に苦戦している企業ってのは努力逆転の法則で業績が下降線を辿っている場合が多いのですよ。
ついでに書いておきますと怖い事にこの努力逆転の法則というのは最初から売上がマイナスに向かうならやっている本人たちもすぐに気がついて軌道修正出来るのですけど、スタート時点では売上や業績にプラスに作用しちゃうんですよ。
で、しばらくすると法則が発動してどうしようもないほど業績が悪化するって感じですね?
マクドナルドで原田社長がやったことはまさにこのパターンですけど、どうもご本人は気が付いていないような気がするのです。
追伸
別に努力してはいけませんという事じゃないですよ。
努力逆転の法則が発動するというのはユーザーにとって歓迎しない営業努力をしているからというだけの事ですからね。