簡単に儲かる話

フランチャイズ加盟店募集の内容などを見ておりますとおしなべてどこもバラ色の収益モデルが記載されていまして、誰でも加盟してフランチャイズ本部が提供するノウハウに沿って営業すれば、儲かりそうな事が書いてあるのでありまして、これが全部本当だったら日本の不況も、格差社会も、ワーキングプアも、ホームレスも多重債務も全部きれいに数年で片付いてしまう筈なのですが、実際には商売は甘いものではないですから、そんなに簡単に儲かる訳もなく、少なく無い加盟オーナーの方は、逆にワーキングプアとか多重債務者に転落しているのでは無いでしょうか?

って事は第三者として冷静にフランチャイズ加盟店募集内容を見ているから書けるのですが、独立したいって気持ちで頭が一杯の人には、目の前のバラ色の収益モデル試算表を頭から信じてしまって、この世には簡単に儲かる話は有るんだって思ってしまうのでしょうか?

まず冷静に今の日本経済や企業の状況を見回しますと確かに一握りの企業においては無茶苦茶、濡れ手に粟のように楽しても儲けている企業も存在しますが、大部分の企業は収益を出すのに四苦八苦しているのが現状で、今は儲かっていても数年後の状況は分からないってのが実情ではないでしょうか?

そんな事を考えながら改めて色々なフランチャイズ本部のオーナー募集広告を見てみますと、あらゆる業種で募集が行われていますが、どれに加盟しても簡単に儲かるって錯覚してしまうような内容ばかりなのですよね?

中には実際に簡単に儲かる夢のようなフランチャイズシステムが存在するのかもしれませんが、募集している全てが当てはまるって事は絶対にあり得ないってのは、だれでも分かりますよね?

けど現実にはフランチャイズに加盟してから厳しい現実にぶつかってしまって、止めたくても止められず借金が嵩んでいくオーナーさんも少なくなく、後の祭りって事も沢山あるわけですが、それでもフランチャイズ本部は次々と出てくるのでありまして、国としても何らかの対策を打つ必要が有るのではないでしょうか?(私の知る限り共産党がこの問題に取り組んでいるようですが)

追伸
別の視点から見てみますと簡単に絶対儲かるシステムってのはフランチャイズ本部を立ち上げて絶対に本部が損をしないような契約内容にして、加盟店が赤字になろうと毎月ロイヤリティを吸い上げられるようなシステムにして加盟店を沢山集めてしまえば簡単に儲かるって事になるのですが、まあそんなフランチャイズ本部には引っかからないようにすべきでしょうね?