リストラされやすい人(予備軍)

前回のコラムに続いてリストラといいますか人員削減関係の話を書こうと思いますが、私の経験からいわゆる肩たたきに遭遇してリストラされちゃう人ってのは共通点みたいなものが有るように感じるのです。

勿論ね仕事が他人と比べてかなり効率悪かったり、組織の和を乱すような社員だったらとっくの昔に首になっているのでこの際省きますけど、例えば誰がやっても同じ結果しか出ないような仕事をやっていて、けどその中から誰かを退職させなきゃって場合は明確な基準は無いけど、リストラされやすい人に共通点があるんじゃないかなって感じるのです。

営業マンみたいに営業成績が明確に出てしまう場合だって、完全歩合旧の飛び込み営業じゃない限りは受け持ち地域とか担当する顧客によって売り上げは左右されますから、やっぱりある程度は明確な基準以外に見えざる基準が存在するのは間違いないと思います。

だってね企業経営なんてものは高性能のコンピュータが経営判断しているわけじゃないですし、仮に電子頭脳が判断をしているといってもそのプログラムやデータの入力は感情を持った人間がやるんですからね。

でね厳しいなって思うことがひとつあって昔は家族を持っている人はリストラ予備軍の最後のほう、あいつは結婚したばっかりだしなぁとか、子供がまだ小さいんだから今リストラしちゃったら可哀想だよなんて心理が働いたんですけど今は厳しくなっているようですよね。

何といいますか今から30年前の景気が良かったころでしたら人手不足の時代ですから、例え妻子もちでも職を失っても探せば少なくとも数ヶ月で次の職に就くことが出来たんですけど、いまのデフレ不況でリストラなんてされちゃったら蓄えが少々あったとしても路頭に迷う可能性が高いわけで、いつからこんなに企業と労働者の関係はドライになっちゃったんでしょうかね?

ここで少々批判がくると予想される事を書きますけど、よく企業の不祥事が表ざたになって関係する社員の処分が発表されたり場合によっては処分なしなんて時に、決まって処分が甘すぎるなんて非難の声が上がりますけど、例えば会社全体をひとつの家族に見立てるいわいる日本型の家族経営だと考えますと、身内をかばうとか守るなんてのは当たり前の話じゃないでしょうか?

もし私がね転職とか就職を考えるとしたら何か不祥事を起こしたらトカゲの尻尾きりよろしく、素早く簡単に社員の首を切ってしまう会社と徹底して身内をかばって甘い処分に終始する会社とどっちを選ぶかといえば後者に決まっているじゃないですか?

もちろん身内に甘い企業のほうが社員の会社に対する忠誠心とか帰属意識も高いはずですよね。