給料の高さと職場のモラルは比例する?

武士は食わねど高楊枝といった表現が有りまして日本人はどんな境遇(待遇)でもまじめに働く民族でお天道さまが見ているからって意識が有ったのですけど、今回世間を騒がせているアグリフーズの件では待遇改善を訴えていた契約社員の話が出ていますね。

報道で知るかぎりでは件の契約社員は時給1,000円との事ですから月収に換算すると手取り額でせいぜい14~5万円程度の収入だったと推測されますが、普通に考えれば独身であっても余裕のない生活で家庭を持つことは最初から無理と決めつけることが出来るくらいの収入って事になりますよね?

勿論、収入が低すぎるからといって不真面目に働くだとか会社に損害を与えるような行為をは働くなどといったモラルに反した行動に走ることは許されない事でありますが、やっぱりある程度の職場のモラルを保つためには一定以上の収入を与えるって事も大切だと思います。

なにせ人には感情ってものがありまして中には”こんな安い給料でやって居られないから手を抜いて適当にとりくもう”なんて気持ちが生じてしまうのは許せる許せないじゃなくて仕方がない部分があると思うのです。

さて表題の給料の高さとモラルの高底は比例するかの話題になりますけど、完全に比例しないまでも相関関係は有ると考えるべきでしょうね?

補足して書いておきますとここで指すモラルというのは会社に対する忠誠心の部分を指していまして、社会的なモラルとは別問題でむしろね会社への忠誠心が高いがゆえに会社の方針を忠実に守って行動した結果として、会社へは忠誠を尽くしたけれども社外の一般の人から見ればモラルに反した行動をしていると取られる場合も出てくるとの事です。

なにせ給料=収入=お金で有ってこれは明るい家庭生活の必需品ともいわれる代物でありますから、例えば労働内容に比べて明らかに多すぎる収入を得ている場合でしたら、会社に在籍していられなくなるような行動や言動ってのは今の職場を失うリスクを考えてしまって心のブレーキが自動的に掛かるのが人だと思います。

逆に安い給料(時給)で収入に不満がある場合ってのはモラルを低下させていずれ退職を余儀なくされたとしても元々そんな企業で働くのにおいて収入に不満があるわけですから別に大きな問題にはなってこなくて、自動的に心のブレーキはかからないで行動に移ってしまうわけです。

でね一番肝心なところってのは例え今の給料が低くて労働に見合っていなくても、頑張って働いていれば徐々に良くなるとか会社が発展したらその分だけ見返りが確実だとか、将来に対する希望が持てるかどうかってのは非常に需要なのですけど、契約社員だとか派遣社員の労働形態ではその希望が持てないって状況がいちばん問題なんですよね。