ゴマスリと出世の方法

ゴマスリ一筋20年、おべっかとおべんちゃらと上司のヨイショそれ以外には何の取り柄も特技もないけれど役員まで出世しましたなんて人が日本中を探せば100人以上はいると思いますが、今回のコラムでは組織と出世の方法について考えてみたいと思います。

あのね営業マンとして営業力はダントツで社内における稼ぎ頭なんだけれど、どうも上司が無能に見えてしかたがないのか事あるごとに上司に盾を尽くし態度も宜しくないばかりに出世街道を歩むこと無く埋もれてしまう人は数限りないようです。

逆に目立った活躍もしなければ会社への貢献度は高くないのに上司には絶対服従の滅私奉公に徹して気がついたら出世街道を真っ直ぐに歩んでいる人もいます。

これをね間違っているとか理不尽だと感じるようですと組織で働くのには向いていないと思いますので、さっさと独立開業の道を探したほうが良いと思います。

まぁ従業員数が2名とか少人数の零細企業でしたら話は違いますけど、ある程度の企業規模になってきますと個人の能力と組織内の適応力と言いますか会社組織を円滑に運営する適正に関する評価の比率が、会社規模が大きくなるに従って組織への適応力の比率が大きくなってくるものです。

これはかつて私がサラリーマンをしている時に感じたことですけど、入社当時はまだまだ100人超の中小企業が徐々に成長して株式公開企業にまでなった過程において痛切に感じたことです。

何と言いますか会社規模がまだまだ小さくでとにかく売上を上げて、毎年規模を拡大していくような局面でしたら、組織人としての適性は二の次でとにかく実績を上げてくるような人ですとか、一匹狼的な人でも会社の売上利益に貢献するような人が、課長とか所長とか出世への切符を手にしたものです。

ところがですね順調に売上を伸ばして大企業にまで成長いたしますと、今まで花型であったような変わり者とか一匹狼ですとかアウトローみたいな人が徐々に排除されて行きまして、別にコバンザメとか腰巾着みたいな人じゃなくても、なんというか組織の輪を乱さないで会社の命令系統を順守するような人が取って代わって来たんですね。

そんな状態になってきますと同時に上司に取り入って覚えがめでたいような人が出世しやすい社内環境に変化していくのでありますね。

ただこれは別に間違った事でも何でもなくて、そりゃ組織が大きくなればなるほど個人の能力に頼る必要が少なくなってきますし又、個人の効力に頼らなくても業績を伸ばせるように仕組みを整備して行くわけですし、それを乱す社員よりも守る社員の方が当然出世するのは当たり前ですよね。