部下を厳しく叱れない人

言うまでもなく会社組織ってのは様々な生い立ちや考え方を持った他人同士が集まった集合体でありまして、個々個人の相違を少しでも緩和するために社員を教育したりしまし、同じ目的の目標を達成するために働いているうちに、いろんな意味で融和してるのですが、それでも個人の性格の根本的な部分ってのは、三つ子の魂百までと言われるように大きくは変わらなかったりするんですよね。

さて会社組織で働いていて一番の自分に影響する存在ってのは言うまでもなく上司の存在じゃないかと思いますけど、これが実に千差万別でして今回のコラムの話題では部下を厳しく叱れない上司について考えてみたいと思います。

まずね部下を厳しく叱れない理由について考えて見たいと思いますけど、考えられる事としては・自分に自信がない・部下に嫌われたくない・仕事なんてのはそれほど大切と思っていない・部下の育成には全く興味が無い・どうせ注意しても同じだから放置しちゃう、あたりが考えられますね。

まぁ単に自分の憂さ晴らしに部下を叱りつけるとか、生まれて初めて部下を持って自分の権力を行使することに喜びを感じてしまって意味もなく高圧的に振る舞う上司よりは部下は快適に過ごせるのでは無いかと思いますけど、必要なときに叱れないって上司の存在もまた人によってはストレスの原因になるんですよね。

具体的に書きますと部下を厳しく叱れない上司のもとに5人の部下がいたと致しまして、そのうちの一人がどうしようもないダメダメ社員で社内のルールは守らないし、仕事をやらせていい加減で結局は周りの同僚たちがカバーしないと社内が円滑に動かないなんて状況を考えてみましょうか?

ダメダメ社員以外の社員としては、個々は一番上司からビシッと叱って改めさせて欲しいところですけど、残念ながら部下を厳しく叱れない上司ですから放置してダメダメ社員はそのまんま同じ状態を継続するって事になりますよね。

総致しますとやっぱり残りの真面目な社員はストレスが溜まるものですし、最初のうちはダメダメ社員を嫌っているだけでしょうけど、そのうちにダメダメ社員の事よりも、上司なのにいい加減な部下のことを厳しく叱れない上司の方がストレスの原因になって、不満の原因はやっぱり上司ですって事になってしまうわけですよね。

まぁ一般社員の時には誰にでも温和に対応して軋轢を起こさなくていい人で人望があるようでいても、めでたく昇進して部下を持つようになった途端に、どうも人に厳しく接する能力を徹底的に持っていないなんて場合は、本人も部下も非常に不幸な事になってしまったりするんですよね。