情報の取り方と使い方
今のように携帯電話もパソコンも普及していなかった時代、そうそうPCの出始めの呼称はパーコンだとかマイコンだの言われていた時代も有りましたけど、おっとかつての時代は情報通な人ってのは新聞を複数丹念に読んで専門書に目を通して、夜のニュース番組にもキチンと目を通して、後はヒューマンなつまり人づての情報を集約していたわけですね。
でまぁ時代が流れまして今やすっかり新聞なんてのは読むだけ無駄といいますか、加工されて操作された情報なんてわざわざお金を払って購読しても、まぁ大手マスコミの意図する方向に誘導されてしまうだけですし、紙面も限られているので情報が浅いですからね。
じゃぁ最適かつ効率的な情報の取り方はインターネットかと言いますと、これもけっこう出鱈目な情報も山ほど出回っていますし、なにせ情報の量が多すぎますから、集めるのに時間も掛かり過ぎる欠点も有るわけですよ。
そもそもね営業マンにしても経営者にしても技術者にしても、仕事上に限って言いますと自分にとって有益な情報の種類は違うわけですけど、情報は大切だねって漠然と思っていてもじゃぁ自分はどんな情報を普段から集めておかなくちゃいけないかって知っている場合は少ないのでは無いでしょうかね?
例えば営業マンについて考えてみましょうか?
必要な情報?他社の動向ですか?それとも攻略したいターゲット企業のキーマンの情報ですか?それとも競合相手のウィークポイントですか?まぁ様々な必要とする情報が有るわけですけど、上手に使って始めて役に立つ情報なので有りまして、単にどんどん情報をインプットするだけで、使いもしなければ誰にも伝えないのであれば、まぁ何の情報も得ていないのと一緒ですよね。
でね集めた情報を使わない以上に問題なのが、間違った方向に走り出しちゃう場合で、他社の情報を得たのは良いけれど、どうも今度市場に投入してくる新商品が非常に高機能かつ低価格の自社商品を圧倒するようだと思い込んで、自滅しちゃうなんて場合も有りますね。
つまりその新たな商品を市場にリリースする前に企業としては他社にリリース前にも他社にダメージを与えようと少々大げさにPRする場合があるのですけど、営業マンが更に勝手に妄想をふくらませてしまいまして、見えない敵と戦って自滅するがごとく大幅値下げの大バーゲンで利益を出さない体質になってしまうなんて場合も有るんですよね。
ですからね情報の集め方ってのは様々な媒体だとか人脈をとにかく広くとか色々有るんですけど、使い方もそれ以上に難しいんですよね。