DMの効果は封書よりハガキが断然高かった

  1. 不動産関係のDMでの実例
  2. DMをハガキに変えた場合の欠点
  3. ハガキDMの欠点を補う

不動産関係のDMでの実例

新規顧客開拓を目的として半年間で約500通ほどのダイレクトメールを送付したことがあります。

中身は会社案内に始まってパンフレットや手書きの手紙などを詰め込んで送付しての反響率は約1%程度でした。

普通に考えて1%という反響は驚異的に高い数値ですが、これは限られたターゲットに対してピンポイントでの送付でしたので高い反響を出すことが出来ました。

しかし得られる手数料収入的には倍の2%の反響が欲しかったために封入する中身を色々試行錯誤してみたのですが、反響率を上げることは出来ませんでした。

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DMをハガキに変えた場合の欠点

やり方によっては封書よりもハガキのほうが効果が高いことは昔から言われていました。

理由として封筒に入れたご案内ですと手にしたお客様が封筒を開封して貰う必要があって、大部分のダイレクトメールは開封されること無く、そのままゴミ箱に直行するというのがお決まりのパターンなんですよね。

その点はがきの場合は開封すること無く手にした瞬間に伝えたい情報がお客様の視界に入ってきますので、封筒よりも効果が高いという理由です。

しかしはがきの場合はお届けできる情報量が圧倒的に少ないという欠点があります。

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ハガキDMの欠点を補う

ダイレクトメールを封筒からハガキに代えるにあたって下準備には30日程かかりました。

WEBサイトの充実

まず考えたのがハガキを導入部分としてハガキから用意したWEBサイトにアクセスしてもらって、詳しい内容はWEBサイトで確認してくれるイメージでWEBサイトを作り直しました。

そしてQRコードの読み取りでもアクセス出来るようにしたり、特定のキーワード(特殊なもの)で検索するとパソコンでもスマホでも必ず検索結果の一位になるように準備を進めました。

少量を事務所のカラープリンターで印刷してテスト

レーザーにしてもインクジェットプリンターにしても意外とコストかかるんですよね。

品質的にも印刷業者さんに出したほうが仕上がりきれいですので、最終的に外注に出すのですが先ずは30枚単位で色々と変化をつけて反響を見てみます。

実はこのコラムはこの段階で書いているのですが、ハガキに変えてみたダイレクトメールの反響率は約2%と封書に比べて倍の反響が出ています。

また封書の場合は切手代140円に封筒代や中に入れる印刷物を合わせると1通送付するのに200円近くかかっていたコストが1/3になりましたので、コストパフォーマンスとしては6倍になった事になります。

下準備に時間はかかりましたがハガキDMの効果は非常に大きかったです。

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