飛び込み営業と冷やかし客と見込み客の見分け方
飛び込み営業を続けていると基本的に体よくあしらわれるとか邪険に断られることの連続で、そりゃまぁ仕事中に勝手にやってきて隙あれば営業活動を始めようとするわけですから、お客から見たら単なる邪魔者で迷惑以外のないものでもないんですから、邪険にあしらわれても営業マンとしては当然の対応だと理解しておく必要がありますね。
で前にも書きましたけど飛び込みでの新規顧客開拓の仕事ってのは別に売り込んでやろうって感じじゃなくて、丹念にドアtoドアの訪問を繰り返して見込み客を見つけるって単純作業なんですけど、ときに冷やかし客ってのに出くわすことが有ります。
最初から買う気なんて全然ないんでしたら最初からキッパリ断ってくれたほうが、営業マンとしては無駄な離行活動に労力を取られないで済むんですけど、丁度いい暇つぶしが勝手に自分から飛び込んできたなんて感じで対応される場合がありますね。
問題なのは営業マンがこの話を聞いてくれるお客は見込み客になりえるのか単なる冷やかしなのか簡単に見分けがつかないって事ですよね。
まぁ見分けがつかないのは営業マンのセールストークにも問題が有る場合も多いのでありまして、この辺りが見込み客と冷やかし客との見分け方に繋がってくるんです。
簡単に書きますと営業マンが自分が何の目的で訪問しているのかをはっきり相手に告げないでいると、冷やかし客の格好の餌食になる場合が多いんですよね。
具体的に書きますと、◯◯のXXと申しますが本日はなんとかシステムのご紹介にお邪魔しましたとか、場合によっては売り込みに来ました位をいきなり言い出して良いと思うのですけど、単に地域の担当でご挨拶に来ましたって感じの訪問ですと、冷やかし客の餌食になってしまう可能性が高くなるわけです。
基本的に冷やかし客ってのは単に暇だったので退屈しのぎに営業マンとお話をする場合とか、邪険に断るのも営業マンが可哀想だから、お話だけでも聞いてあげましょうなんて良い人の場合と二分できます。
もちろん飛び込み営業マンってのは訪問しても訪問しても断られる事の繰り返しですから、話を聞いてくれるお客に遭遇しただけで、やった~なんて内心思ってしまうのですけど、基本的には訪問してから10分以内に見込み客か冷やかし客なのか判断するように心がけることが第一歩です。
方法としては実に単純な話で例えば「この製品の機能に興味がありますか?」なんて感じで質問するだけで良いのですけど、この単純な質問が出来ない営業マンが実に多いんですよね。