烈車戦隊トッキュウジャーとテレビの未来とタイアップ商法

あのね今も昔と変わらずテレビ放送を口を開けて見ている人は子供の頃にすっかりテレビの面白さに取り憑かれちゃった人じゃないかと思うんですけど、今のテレビ局が子供向け番組の制作に手を抜いているとは言いませんけど、どうも方向性を間違って進んでいるようで、これではやっぱりテレビの未来は暗いのでは無いでしょうかね?

さてたまたま小さい子供の居る友人宅でテレビがついていたので目に入ってきたのが烈車戦隊トッキュウジャーなるかのゴレンジャーから連綿と続く特撮ヒーローものなんですけど、そもそもコンセプトが意味不明、殆どネタとしか思えない、怪人が子供が見ても全く怖くないし世界征服を企んでいるようには全く思えないのである。

私の小学校時代に仮面ライダーが大ヒットしたわけでど、仮面ライダーと相対するショッカーとか怪人なんてのは中には本当に怖かった奴もいましたし、何と言いますか特撮の作り物なんですけどリアルな現実感がなんか有ったんですよね。

その辺りはヒーローが移動するために乗っている乗り物なんかが昭和の仮面ライダーでしたら市販のバイクをちょっと改造しただだと見て直ぐにわかる代わりに、プラスチックのおもちゃ感は感じられませんでしたよね。

でですね昭和の仮面ライダー時代の変身シーンでも一応は本郷猛や一文字隼人が変身ポーズを取っている間は怪人の最低限のマナーとしてその間はライダーに攻撃しないで変身するまで待っていたんですけど、それでも別に違和感を感じることもなくリアルな緊張感が有ったんですよね。

で、烈車戦隊トッキュウジャーの場合はと言いますと変身しま~す、白線の内側まで下がってお待ちくださいって言われて従う怪人ってのは、そこまで行ってしまうとどうなんでしょうかね?

さてこの手の戦隊ヒーローものってのは私の知る限り日本のテレビ番組の中で最も他の業界とのタイアップに成功したカテゴリーです。

昭和の仮面ライダー時代でもソフビ人形とか変身ベルトなどの玩具が番組のヒットと共に爆発的に売れたのでありまして、玩具業界は戦隊ヒーローのキャラクター商品が売れますし、製作者側はライセンス料金みたいなものが入ってきますし、更に一粒で二度美味しいとでも言いましょうか、後楽園ゆうえんち(今の東京ドームシティ)や豊島園などでのヒーローショーが開催されますし、更に更に地方のショッピングセンターでの集客イベントなんかにも戦隊ヒーローは引っ張りだこですからね。

これだけ幅広く他の産業への波及効果が有る番組なんですから、もっと戦隊ヒーローものにテレビ局は予算をつぎ込むべきだと思いますし、このターゲットとする子供の取込に失敗したらTV局の未来は無いと思うのです。