無能な経営者の特徴と有能な経営者の条件

どんなに社員から嫌われようと業界から爪弾きにされていようと、更に言えば世間から一身に批判を浴びていようと有能な経営者として存在する為に絶対不可欠な条件とは会社を潰さない、倒産させない事です。

もちろん法律に違反したり違反していなくてもお天道さまに顔向け出来ないような商売を行うってのはやってはいけませんけど。

逆に世間から慕われて知名度も高く人格者だと思われている経営者でも会社を倒産させてしまうようでは、無能な経営者のレッテルを貼られてしまいます。

そりゃ会社が倒産するって事は従業員やその家族の生活の糧を消滅させてしまう事を意味しますし、取引先にも多大なる迷惑をお掛けいたしまして、場合によっては連鎖倒産なんて第三者まで巻き込んでしまうことも有りますからね。

毎月赤字経営を続けていても会社が存続さえしていれば何かの拍子に業績が急回復するなんて可能性がゼロにはなりませんし、中小零細企業なんかでしたらちょっとしたヒット商品が開発されただとか、もっと言えばたった一人の有能な営業マンが中途入社で入社してきて人並みの売上を計上しただけでも黒字経営に転換することだって普通に有りますからね。

そんな基本中の基本の次に経営者が無能か有能かを判別する数ある要素の一つに有能な経営者は値上げが出来るが、無能な経営者は値下げとか安売りしか出来ないって事が有りますね。

えっ!何ですか?安くて良い商品をお客に提供するのが我が社の使命で三割四割引は当たり前!赤字になろうとお客様に奉仕するのが喜びですか?

あのですね金は天下の回りものなんて使い古された言葉ですけど、ちゃんと利益を確保して従業員にも適正な労働分配率で還元して税金を支払ってですね、従業員はそれでお金を使ってみんながハッピーになるのを否定しちゃ駄目なんですよ。

私も経験と失敗が有るんですけど製品や提供価格の値上げってのは値下げを行う場合と比べて雲泥の差で大変難しいんですね。

値上げして客単価と粗利率が上がっても販売数を減少させて減益になっては元も子もないですし、既存の固定客がある場合では値上げ交渉なんて難関も有りますからね。

そこいくと値下げなんてのは超簡単サルでも出来る営業で値上げのように価格交渉も不要ですし従業員に無理を強いれば良いんですからね。

でね、よくあるのが製品の値上げを断行したのは良いけれど一気に客離れが始まってしまって慌てて販売価格を元に戻してしまったりキャンペーンとやらを始めて結局は行って来いで同じ、元の木阿弥になっちゃう事例ですね。

これはこれで値上げに際しまして戦略も考えも努力も無しに安易に値上げしてしまったツケですね。

他にも無能な経営者の特徴と有能な経営者の条件は色々有りますから日を改めて又書きたいと思います。