内部告発

頻繁に? 内部告発による企業や国、役所の不正が内部告発により、マスコミで取り上げら れる事が有りますが、内部告発に関しては色々思う事が有りますね。

先ず、内部告発として紹介される告発が、多くの場合、元社員など告発する企業を離れてからの告発が多く、告発する企業や国・役 所などに在籍している方の告発は少ないのですが、本当の意味での内部告発をされた方が、告発をしてどうなったか?

内部告発した事を後悔しないで居られるのかなど、気になる事が多いですね。

告げ口・・・・悪い事

内部告発・・・・・良い事?

う~ん 私自身、内部告発の後ろに ? を書いて内部告発? としてしまう事が悲しい事なのですが、やっぱり”内部告 発・・・・・良い事?”と?付きで書いてしまうのです。

勿論、告発者の方は大変な勇気を持って、自分が所属する組織の不正を外部に公表するわけですが、組織内に居るわけですから、な んとか第三者に公表しないで、不正を正せなかったのか・・・

といっても、大きな組織になってきますとそれは無理なのは理解できますよ。

う~ん う~ん この問題は難しい

例えば、とある役所に勤める公務員が、役所内の不正経理を見るにみかねて、マスコミに内部告発したとしましょう。

その結果、役所の不正は白日の元にさらされまして、関係者は全員処分されて、目出度し目出度しとなったのですが、告発した公務 員の方は、役所に出勤するのが、職場内の同僚の視線が気になって、結局退職する事になったとしましょう。

さて、ここからあなたに質問です。

あなたが、中小企業の経営者で業務拡張の為、人員の募集をしているとしましょう。

あなたは求人広告を出しましたが、応募が全然無く、先の内部告発をして役所を退職した人だけがあなたの会社の採用試験を受けに 来ました。

あなたは、その方が内部告発により役所を自主退職した事を良く知っています。

採用試験の成績も優秀です。

さて、あなたはこの方を採用しますか?

ね? 難しくないですか?

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