ワンマン社長の限界と可能性

一言にワンマン社長と言ってもやはり人の器には容量の違いが有りまして、社員の数が10名を越えてしまうともう限界値に達してしまう人もいれば、100人乗っても大丈夫なんてまるで稲葉の物置みたいな社長もいらっしゃるわけです。

私が素晴らしいなって思う社長は別に会社の規模は関係なくて自分の器の大きさを知っていて、最高のパフォーマンスを発揮できる会社規模で社長も社員も働いた労力に見合った報酬や待遇を受けている状態を実現できている人で、大企業の社長だから偉いとか偉くないなどといった問題じゃないのです。

さて実は私も零細企業の社長を生業としてはや15年になるわけですけど、未だに自分の器の大きさってのが凄く小さくて個人事業主以外は使いものにならないのか、それとももっと大きいのかよく分かっていないのですが、外から他の会社を見ると、何のなくワンマン社長の限界といいますか器の大きさを感じますね。

まず殆どの場合において企業規模が100人以下の中小企業までですと、程度の差こそ有ってもワンマン社長的な人が君臨していないと企業は上手く回らないのが実情だと思います。

企業規模が十数人レベルの段階社長の権限を移譲してもで船頭多くして船山に登るが如く、まず内部的に崩壊してしまうのが関の山でワンマン社長が君臨することが中小企業が存続する鍵になってくると思います。

でまだ企業規模が小さい段階でワンマン社長であり続けることが出来ない経営者ってのはやはり器がまだ足りないと思われるので有ります。

でね社員が10名以下だった頃はあんなにカリスマ的なオーラを発するがごとく会社を一人で背負っていながら、確実に前進を続けていたのになんだか最近社員が増えたら、社長の雰囲気も随分と暗くなってしまって、社員もなんだか覇気が感じられなくなってきたなんて外部から思われたらそこがワンマン社長の限界なんじゃないかと思います。

但しですねワンマン社長の限界が来たと思われた時から更に数年間、大きな伸びはない迄も現状維持的な状態でとにかく営業を継続していると、たぶんいつの間にか社長の限界点が上に上がったんでしょうけど、再び順調に会社が業績を伸ばしだすんですけどここで我慢が出来ない時に会社は倒産してしまうんですよね。

これは進むべき道としてワンマン社長としての能力を伸ばしていくのか、それとも権限の委譲などで集団指導体制的なというか縦割りの業務管理で基板を築くのか道はそれぞれだと思いますけど、ワンマン社長の限界を感じて、新たな可能性に進みだしたわけで、限界を感じるってのは次のステップへの方法を考える良い機会で良いことなんですよね。