人手不足は営業現場にどう影響するか?

最近は就職難だとか就職氷河期のニュースをすっかり見なくなりまして、もっぱら一部の外食産業ですとか建設現場における人手不足の話題ばかりになった気が致しますが、個人的には大きな問題が解消してきて小さな問題が出てきたと思っています。

そりゃ就職難だとか失業率の高止まりなんてのは深刻な問題で街に失業者が溢れてホームレスな人の増加なんてのは社会的な大問題ですけど、人手不足なんてのはぐっと小さな問題で、例え人手不足が原因による人手不足倒産なんて事態が発生しても、再就職先は沢山ありますし設備投資によってより少ない人数で業務を遂行できる場合も多いわけですよ。

さて話題は人手不足と営業現場への影響ですが、二昔前のバブルの頃なんてのはどこの業界も慢性的に営業マンが不足していましたし、例え頭数が揃ったとしても、人材不足とでも言いましょうか自分の給料分の売上を稼げれば良い方で、まともに売上が作れない営業マンを抱えて人材育成に頭を悩ましている経営者も多かった時代だったんですよね。

ですから昔から人手及び人材が不足気味な営業現場ですから、昨今の日本の人手不足に大きな影響は受けないと思っていますが、現場で働く営業マンにとっては結構良い時代が到来するんじゃないかなと思います。

まず新規採用が厳しい状況になりますと自然と既存社員の待遇を改善致しまして、転職して他社に移籍する事を極力防ごうと致しますし、なんだかんだと言っても全ての企業は売上がなければ倒産しちゃうんですから、営業マンの重要性は高くなります。

販売面に関しても扱う商材にもよりますけど、やっぱり日本全体が人手不足つまり労働力が不足してきますと、その分を少しでも補うために企業は設備投資を行いまして、より効率的に生産ができたり少ない人員で業務をこなせるような方向に進みますから、そりゃ営業マンとしても売りやすくなる環境に進んでいくわけですよ。

ただよりいっそうの人手不足が進んでしまうと直間比率の問題は出てきてしまいます。

これは100人の営業マンで全体で200人在籍している企業の売上を稼いでいたものが、営業マンが少なくなってしまって50人の営業マンで150人の社員を養っていかなくちゃいけないなんて状況になってしまいますと、営業マン個人の売上目標は20%増しとかいった感じで、一人あたりにかかってくるノルマが高くなってしまうわけで、こうなると少し大変な思いをするようになるかなって感じですね。