経営危機を乗り切る方法（倒産回避）

今回のコラムは私の実体験を元に書いてみようと思いますが、内容はずばり経営危機を乗り切る方法です。

一言で経営危機と言ってもジワジワってくる場合とある日突然天から降ってきたって感じで身に降りかかってくる場合がありますが、今回は後者の突然の経営危機から倒産回避までの方法について色々書いてみようと思います。

私の場合、決算をまずまずの内容で乗り切り、さあ新年度も頑張るぞって気持になっていた時に、従業員の相次ぐ離脱が事の発端でした。

個人的な部分でもありますので、その事についての詳細は書けませんが、中小企業、零細企業の場合もちろん少人数でやっているわけですから、社員のリタイヤや退職で急に仕事が回らなくなって、売上激減って感じになってしまう訳ですよね。

内部留保が潤沢に有れば心もとない場合などは、仕事が回らない→売上の激減→人材倒産や経営不振による破綻って感じになってしまう訳です。

こうならないために私が考えた事と実行した事は

・考えうるさいあくの場合を元に行動する
・躊躇は禁物、先手先手で手を打つ

って事でしょうね。

■手元に現金を残す
私の場合は丁度、消費税の納付前で、納付の準備はできていたのですが、急きょ税務署に行って分割での支払（分納）にして貰いました。
税金の理由を詳細に話をいたしまして、最終的には希望の金額での分納を認めて貰いまして、同様に社会保険料なども一時的に変更を認めてもらいました。

借り入れがある金融機関も同様です。

私の場合、素早く手を打ったお陰で四ヶ月間は売上が無くても、会社を存続できる状態に致しました。

先ずは出ていくお金を絞るって事から着手した訳です。

但し、これだけでは一時的に支払いを延ばして、先送りにしただけですから、次は業務内容の変更に着手する必要があります。

次の項目では
経営危機を乗り切る方法（倒産回避）の次の一手に関して書いてみようと思います。