新人社員研修は楽しく
仕事というものは厳しくて辛いことという考え方が間違っているわけではないと思いますけど、どうせなら楽しく仕事して成果が出るというのが理想ですよね?
理想というのは近づく為にあるのですから、仕事は楽しくというのが本日のテーマなのですけど、特に新人研修について取り上げようと思います。
ごく当たり前な話なんですけど、楽しいほうが頭に入って理解できますよね?
仕事の事になると物覚えが悪くてなかなか頭に入らないような人であっても、自分の趣味だったり興味のある分野でしたら一生懸命になって知識の吸収も早いですよね?
その違いが何処にあるのかと言いますと、面白いと感じるかつまらないと感じるかだけなんですね。
特に新人の集合研修は非常に面白さも重要だと思うのですけど、なかなかエンターティメント性みたいな事まで考えている企業は少ないのではないかと思います。
中にはですね予め作成してある教本やマニュアルを読んでいるだけなんて場合も有りますけど、それだったら講師は不要って事になるのではないでしょうか?
面白い内容を面白く説明したり教えるのは誰にだって出来るのですけど、厳しかったり辛い部分をいかに面白く教えるかというのが研修に必要だと思います。
例えば飛び込み営業のイロハから教えるとしましょうか?
商品知識にかんする研修が終了しているという前提で話しますが、ドアツードアの飛び込み営業なんて実際厳しいじゃないですか?
邪険に扱われたりしますし邪魔者ですし追い払われるという表現がぴったり来る場合も有ると思います。
で実際の新人営業研修でその辺りをスルーするとか簡単に説明して終わるとか、厳しい相手もいるけどとかいって明るい話題にしちゃうとか正面から研修していない場合も多いのではないでしょうか?
それよりも嫌なお客をデフォルメして講師が演じて見せて対応法を楽しそうにお話してあげるとか、営業の仕事ってのは辛いことが多いのですから実際に現場に出た時にいかに楽しく取り組めるかというか笑ってかわせるかどうかを重点的に研修で行う必要があると思うのです。
例えば飛び込みで入ってきた営業マンをとっても邪険に扱うお客を色々なタイプ別に講師が演じ分けて何度もそれを新人研修でやって見せて、そんなお客が出てきてもなんとも思わなくなるくらいやったほうが良いと思うのです。
一部にですね研修ではあんなに楽しいことを言っていたのに、いざ現場に出てみたら全然話が違うなんて事も有りますけど、それは楽しく研修する事に問題が有るわけではなくて、根本的に内容に間違いが有るわけです。
特に会社から出て一人で客先に訪問する事が多い営業マンほど研修の重要性は高いのですから、もっと工夫する必要がある場合が多いと思うのです。