さぼる社員

今回のコラムのテーマは、さぼる社員って内容で書こうと思いますが想像の世界ですが、会社に勤めて1年以上働いていて一回もさぼった事も息抜きした事もない社員は皆無だと思いますし、何が何でも仕事中にさぼってはいけないって言い切るつもりは有りませんが、おもうに全ての働く社員がサボりも息抜きも一切止めて、就業時間中は仕事だけに集中致しましたら残業は10%以上減ると思いますし、日本人の労働時間全体でも5%位は拘束時間が減るのではないでしょうか?

でね仕事中にさぼった経験が有る人は良く分かると思いますが、堂々と仕事をさぼる人は皆無に近いですし、いかに巧妙に周りに分からないように仕事をさぼったりサボタージュするかって事は、ある意味腕の見せ所と言いますか、ベテラン社員になればなるほど、表面上はさぼっている事をおくびにも出さないで巧みに息抜きしたりするので有りまして、経営者に取りましては経費削減に頭を悩ます以上に、社員のサボりに目を配っておきませんと、時に極端に労働効率が落ちてしまいまして、経費削減どころじゃ無くなってしまうのですよね?

では話をそのさぼる社員を見つける方法みたいな事に進めて行こうと思いますが、大きな企業でしたら定期的な配置換えですとか、個々の業務を一人の社員しか把握していないって事は少ないのですが、中小・零細企業になりますと配置換えしようにも無理ですし、特定の業務を一人の社員しか把握していなくて、果たして業務効率が良いのか、それとも適当に手を抜いていて時間がかかっているのか分からないって事も有るようですが、やはりこのあたりは経営者が細かい部分は分からなくても社員一人一人の仕事内容を把握して、完全に信用することなく適時チェックする必要が有るでしょうね?

※ 私自身の体験ですが、とある仕事を社員に任せていたのですがその社員が2日間かかって大変そうにやっていた仕事が有ったのですが、その社員が退職してから私が自分で後を引き継いでやったのですが、僅か3時間位で完了してしまったので有りまして、初めてその社員が実は仕事に手を抜いていたって気が付いたので有ります。

ですからね、あからさまに社員を信用していないって素振りを出してしまいますと、下は付いてこないし会社が崩壊してしまったりしかねないのですが、表向きは社員を信用していても時にはちゃんと仕事内容をチェックする事は経営者にとって不可欠だと思うのですよね。