妬みと嫉妬が経済成長を阻害する
先日Yahooのトップニュースで公務員給与が人事院の勧告に従って昇給されることが報じられましたけど、案の定コメント欄には否定的なコメントばかりが並んでいましたね。
気持ちはわかりますけど、だから日本の経済は何時まで経っても良くならないのだと思います。
まず日本経済全体で見たら供給力に対して需要が足りていない状況なんですから誰かがもっとお金を使わないといけないのは分かりますよね?
逆の場合で考えてみればすぐにわかると思います。
公務員の数を削減して給与も二割カットしたら日本の経済はどうなるのか簡単に想像つきますよね?
公務員がお金を使わなくなりますから、全ての産業において売上が下がって更に景気が悪くなることは間違いないのです。
前に書いたコラムで営業マンは他人のタナボタ売上を羨んだり嫉妬したりすると、それはラッキーを否定している心の状態だから自分にタナボタは入ってこなくなるみたいな事を書きましたけど、公務員の昇給を羨んでいるって事も同じなんですよね?
つまり景気が悪い状況なんだから他の人が給料が上がって良い思いをするのが許せない、つまり否定的な考えでしか無いのです。
自分の心が昇給つまり収入が増える事に否定的な部分を持っているのですから、自分にもそんなラッキーな事は起きにくくなってしまうのですよね。
他人の芝生は青く見えるというより本当に青いのですけど、ではそれに嫉妬すれば自分の芝が青くなるんですか?気持ちが晴れるのですかって事です。
まぁ中には気持ちが晴れる特異な方もいらっしゃるのかもしれませんけど、こんな風に考えたほうがお得では無いでしょうか?
公務員は昇給かぁそれは良かったね。
これで少しは公務員の方も買い物したり高額商品を購入する人が増えるだろうから、少し時間はかかるのかもしれないけど、必ず自分にも回ってくるに違いない。
よかったよかったって考えたほうがよっぽど気持ちが明るくなるのでは無いでしょうかね?
はっきり言って明るい気持ちの人の所には明るい現実が集まって来ますし、逆にネガティブな事ばかり考えているような人の所には同じようにネガティブな現実が現れるようになっています。
それが本当かどうかは別にしてもそのほうが人生をお得に生きていけるのです。
スピリチュアルな話はさておいて公務員給料がアップするニュースで公務員を除いて明るくなる人が少なくて圧倒的に不満を抱く人が多いようでは、日本経済の復活にはまだ時間がかかるとしか思えないのです。