貧乏社長
日本の経営者の99%は貧乏だと言い切る人がいます。
零細企業ですと個人経営者まで含めると膨大な数にのぼる経営者が日本にはいますけど、約半数の社長は金銭的に貧乏で残りの約半数は時間貧乏なのだそうです。
実際には自分の時間も経済的にも満ち足りている金持ち社長というのは、もっといそうな気がしますけど、経済的にも時間的にも両方重複して貧乏な社長というのも多数いますから、あながち間違っていないのかもしれませんね?
誰でも出来る貧乏社長からの脱出方法
もし貴方が経済的にも貧乏で尚且つ時間貧乏だったとしたら、脱出する方法がたったひとつだけ有るという事なので書きたいと思います。
まぁワーカーホリックみたいな話になってしまうのですけど、いかに楽しく仕事に取り組むかと言う事です。
仕事を遊びにすると言えば言い過ぎかもしれませんけど、実際それしか無いのですよ。
これは前にも書きましたけど、自分の趣味に没頭している時というのは別に長時間やっても辛いなんて事は思いませんし、もっとやっていたいと思いますよね?
苦労とは無縁の世界なわけです。
釣りでも賭け事でも没頭する人はそれは一生懸命に研究もしますし、情報も集めますし、いくら時間を費やしても苦労なんて一切していないわけです。
そりゃ左うちわでお金がどんどん入ってきて、自由時間がたっぷりあって趣味や遊びに十分な時間が取れるというのが理想だとは思いますけど、現実的には簡単じゃないでは無いですか?
じゃ人生の中において多くの時間を費やす仕事は楽しくやらないともったいないですよね?
楽しいから一生懸命やるのか一生懸命やるから楽しいのか、正確なところはわかりませんけど、嫌々つまらなそうにやっていてはお客さんも感じますし、製品やサービスにもそれが現れてしまうのです。
もちろん楽しく仕事に取り組んでいれば、業績も良くなって経済的に恵まれるようになって時間的な余裕をやがて生まれるように必ずなるなどと極論を言うつもりは有りませんけど、少なくとも同じ働かなくてはいけない状況であれば楽しいほうがいいですからね?
楽しく働いて貧乏社長から脱出するコツ
一言で言ってしまうと小さな成功を喜ぶという事です。
業績に与える影響が誤差みたいに小さな成功でも、喜んで自分を褒める事を繰り返すことです。
あのですね、人というのは今いる場所から自分の手の届くところにしか行けないのですよ。
今は世界的な大企業でも起業したスタートは自宅のガレージの片隅だったりしますし、本田宗一郎さんや松下幸之助さんだって丁稚奉公からスタートして手の届く範囲の階段を一段一段登って今のようになったわけで、最初から世界に冠たる大企業になると思っていたわけではないのです。
まぁ会社を大きくするだけが成功では無いですし、個人事業主としてやっていても全然貧乏社長じゃ無い方も沢山いらっしゃいますから、自分に合った目指す道を進んでいけば良いのです。