組織と営業現場の老害対策

会社組織というのは中から崩壊する事のほうが多いとも言われていますが、今回のコラムでは老害とその対策について考えてみたいと思います。

特に老害の影響が大きいのが営業現場なんですよね。

特にバブルの好景気な時に抜群の営業成績を出していた営業マンが出世して第一線を退いて管理職になっているなんて事は多いですよね。

そんな中でも努力と根性で物を売ってきた営業マンというのは、とっくに時代が変わっているのに、同じことをやらせようとしたり、何か改革しようとすると邪魔をするなんて事も少なくないのかもしれません。

であーだこーだ若い営業マンに口出しするけど、実際に自分が現売に出てお手本を見せるかといえば、それは絶対にしないなんて老害の見本みたいな人は職場にいませんか?

彼らとすれば自分は老害だなんてこれっぽっちも思っていなくて、自分なりに一生懸命部下にノウ・ハウを教えているつもりなのでしょうけど、けっこう若い社員からは単に邪魔な存在としてしか感じていない場合も多いと思います。

ただ会社としても長い間、会社の売上に貢献してきた営業マンを年配になって邪険にするわけにも行きませんし、そんな事をすれば若い営業マンも将来に不安を感じますから、老害社員だと分かっていても放置する場合も少なく無いと思います。

特に典型的な例としてどうも管理職としての適性が無いために、管理職は自分より年下の後輩が就任して、自分は現場の主になっているみたいな場合ですね。

このような構図の場合は管理職もやりにくいですし、若手の営業マンとしても上司の管理職社員からの指示命令以外に、老害社員から色々言われたりするので迷惑この上ないという例もあると思います。

でそういった老害対策ですが、やはり指示命令系統をしっかりさせて、責任の所在を明確にしないと対策は取れないと思うのです。

会社の組織内で老害の問題が起きても、責任の所在がしっかりしていれば対応できますし、責任の無い社員の発言は無視したり後で対応を取ることができるからです。

昔の多くの企業に余裕があった時代でしたら、窓際族とか閑職と言われるポジションがちゃんと用意されていて、老害対策ができていました。

そういったポジションが合理化などによってどんどん消えていったわけですけど、それが逆に老害という弊害を生み出しているような気がするのです。