ISO取得企業について考える

流行ってわけでも無いと思いますが、ISO取得の波は中小企業にまで来ていまして、特に大手企業相手の仕事をしている企業ほどISO認証取得に迫ら れている場合も多いのでは無いでしょうか?

でねISO取得とは?って聞かれて正確に答えられる人が少ないってのも現状で有りまして、まあ ISOなる規格が有りましてその規格に合致(合格)したってのが、単純な説明になってしまうので有りますが、実際に取得するにはある程度の期間を要しまし て、それなりの費用と合わせて大変なので有りますね?

でね、日本人だけに限った事ではないと思いますが、お墨付きってのに弱い人が多いので 有りまして、何だか判らないけどISO取得した企業だよって提示しますと、まあ安心かなって人も多いのでしょうかね?

まあそんな事を書いて しまいますと、クレームが来てしまうので有りますが、取得した中小企業の経営者の方に聞いた範囲では、とにかく対外的に取得しておいたほうが、とか取引 上、認証しなくちゃって感じが多いのも事実では無いでしょうか?

私の思うにはISO取得ってのは形骸化する可能性が半分で、残りの半分が運 用も進化してきまして、権威が上がるって場合の両方では無いでしょうかね?

追伸
ISOがメジャーになってきますとJIS規格(日本 工業規格)の影が薄くなってくるような気がするので有りまして、私が子供の頃は、鉛筆には必ずJSIマークが入っていて見慣れたマークであったのですが、 最近は鉛筆を使わないって事も有りますが、最近の鉛筆にはJISマークが入っていない場合も多いのでありますね?

まあ、とにかく世界標準、 デファクトスタンダードって事への流れがどんどん出てきて居まして、JIS規格の存在はどんどん薄れて行ってしまうような気がいたしますね、例えばISO とJIS規格がどちらがエライかってのは無いですが、どちらが著名かなって言われれば、今はJISに軍配が上がると思いますが、やがてISOが勝ってしま うようではないでしょうかね?

追伸2
まあ取得支援ってのが商売として確立しているので有りますから、取得そのものが商売の商材に なっているのも、どうなんだろうってふと思ったりするので有りますが、まあ司法書士でも税理士でも必要業種として定着していますので、やがてISO取得支 援士みたいなのも出てくるんでしょうかね?

朗読版