御前会議的、営業会議の進め方

営業職で働いている営業マンの皆さんでしたら基本的に毎月一回とか営業会議に参加していると思いますが、御前会議とでも表現すれば良いのでしょうか、普段は一切顔を出さないような社長とか社内的な立場の高い人が出席する場合がありますよね。

この営業会議が急所御前会議になった時に一番緊張するのが今まで会議出席者の中で一番上に位置して会議を仕切っていた営業所長や課長って事になるのですけ、とにかく焦っても営業会議の日はやってくるわけです。

まず一般営業マンから考えますと一番やりやすいのが勝手に一人で持論を話しまくりのワンマンショーみたいな社長であれば単に黙って聞いていれば会議は滞り無く終了いたしますから一番楽なんですけど、逆に口数が少なくて出席者の発言をひたすらメモをとるみたいな人が一番やりにくいですよね。

でもって出席者の営業マンがひと通り発言が終わった段階で色々と疑問点を質問してくるみたいなタイプが一番やりにくいし緊張するじゃないですか?

特にいつもの営業会議では元気いっぱい夢いっぱいで発言するけど実は深く考えないで勢いだけでとか、単に目立ちたいだけで発言しているような営業マンに取っては御前様が真剣に聞いていてメモまで取られたらとても萎縮してしまったりするわけですよね。

それと現場責任者の話を少々致しますと会議中にいつも通り普通に同じように会議に参加したり議事進行をしているのか、それともなんだか何時もと違ってなんだか上役の顔色ばかり見ていて口数が少なくなるのかってのも第三者から見たら結構見ものなんですよね。

自分に自信を持って仕事をしている人とか上に対しても自分の意見をハッキリ言える人でしたら別に営業会議が御前会議になったとしても普段と全く一緒なんですけど、これが自分に自信が無かったり単に上役のご機嫌を伺うだけの腰巾着的な管理職でしたら、そりゃ御前会議では見事にそれが現れるわけですよ。

私が思うに参会者としては御前会議ってのは自分を思い切りアピールする場所であるくらいに大きく考えて、普段より積極的に自分の意見を主張する位で調度良いと思うんですよね。

それと御前様として営業会議に出席する社長とか部長の立ち回りとしては自分の意見を伝える場所にするのか、または部下たちの意見を出来るだけ吸い上げて参考にするのかの目的をハッキリ自覚致しまして、その目的に沿った形の参加姿勢が求められるのです。

その目的も何も無しに単に参加してっましょうじゃ単に邪魔をしているに過ぎない結果になってしまう場合が多いんですよね。