笑顔な人は成功する?

基本的には何時も笑顔を絶やさない温和な人には福が来るといいますか、人の輪もできやすいですし仕事が接客や営業関係でしたら成功しやすいと言うことは間違いないのでありますけど、ふとですね大企業の重役クラスとか社内で出世している人の現在を考えてみますと、結構何時もしかめっ面をしていて重厚な感じの人が多いのはどういうわけなんでしょうか?

まぁ中には福の神みたいな会社社長さんも至るところにいらっしゃるわけですけど、私の知る限りでは中堅以上の企業経営者ですとか部長クラス以上の人は、どうも何時も笑顔を絶やさないの反対で結構社内に睨みを効かせているとか、販売主体の商社の営業部長なんてのは圧倒的に強面で部下に睨みを効かせている人が多いのが現実ですね。

って事は推測するに特に営業マンなどの販売職に従事するような場合においては、若い頃から中堅社員になるくらい迄は明るさとか笑顔で営業成績や販売実績を伸ばしていったほうが得策ですけど、これが中堅クラスになって部下を持つようになる頃からは、徐々に難しい顔と言いますか、ホントは何も考えていなかったり朝から今日の昼飯に何を食べようかと考えているに過ぎないのに、表面上は難しい顔をして仕事に取り組んでいますみたいに装う必要も出てくるのではないかと思いませんか?

まぁ営業マンでしたら普段から客先では演技の連続みたいなところがありますから、そのくらいの芸当は朝飯前ですよね。

そういえばお役人、官公庁の人なんてのは無理しても簡単に笑顔なんて見せませんみたいな所が有りますよね。

これはたぶん普段から笑顔を絶やさないで仕事していて一般市民の方と接してしまいますと、へそ曲がりの市民から反感を買ってしまうようなところがあるのか、やっぱりお上と言いますかお役人様としては、思慮深く見えるようなしかめっ面な人じゃないと出世できないみたいなところがあるのでしょうか?

そう考えますと、自己啓発セミナーですとか商売のノウハウみたいなセミナーなどで良く言われる、商売人はどんなに辛くても笑顔を絶やしちゃいけませんよ、笑う門には福来るですよ!なんてのを100%肯定できなくなってしまうような気が致します。

まぁ直接お客に接して販売をする限りにおいては、そりゃ笑顔がないとだめだとは思いますけど、売上現場を離れまして社員を管理するとか支持を出してやらせるみたいな仕事が中心になってきたら、場合によっては社員に見せる顔は重厚な顔じゃないといけないのかもしれません。

確かに笑顔な人はそうじゃない人に較べて成功する確率は格段に高いのは間違いないわけですけど、ある程度の年齢になりましたらそれだけじゃ通用しない場合も出てくるのでは無いでしょうか?