行き当たりばったり経営と外部要因

傍から見ますと結構堅実な経営をしているように見えたり実に将来を見据えた経営戦略で業務を拡大しているように見えても実は全然違って行き当たりばったり式経営が実情ですなんて事も多いのですけど、ホントはほぼい全ての経営戦略においては数年経過してからじゃないと良かったのかどうかの判断は出来ないのですから、なんとも言えないところです。

さて売上が急拡大している企業におきましてその原因としては基本的には需要と供給のバランスに集約されるのでありまして、需要がある所で供給(売る)側に立っていれば需要が満たされて飽和状態になるまで基本的に売上の拡大が可能になるわけですが、意外とこの外部要因とも言える部分を一切無視しちゃう企業が多いのではないでしょうか?

私がかつて在籍していた企業でも販売しているシステムの普及率がまだ低くて上昇中で更に公共投資も確実に行われていた時代の間はそりゃもうとても売上はキチンと右肩上がりで増加致しまして、それに合わせて人員の拡張ですとか新社屋の購入ですとかやっていたのですけど、普及率が一定の数字に達しまして時を同じくして公共事業への投資額が削減されますと、それもキチンと反映した売上状況になったわけです。

そりゃいくら外的要因が売上拡大する要因で満たされていたとしても経営判断が甘くて無茶な経営をしていたら会社は傾いてしまうわけですけど、会社の業績を左右する要因として最大要因が基本的には外的要因なのですから、特に売上拡大中なときほどこの外的要因を冷静に判断しておかないと、あとでマイナスに転じた時に気が付いてから手を打っても取り返しがつかない事になってしまうわけです。

現在の私は主にwebコンテンツの作成などを生業としていますが、2000年台後半まではそりゃ企業のホームページ開設率はまだ低くてどんどん市場は拡大していましたから私のような半人前経営者が経営する会社でも事業を拡大して人員を増やして事務所を拡張する事ができたのですけど、やがて単価の下落と市場の伸びの鈍化ってお決まりの流れになったわけでして、今は事業を縮小して身の丈経営に徹しているのが現状です。

まぁ私にもっと経営能力ですとか営業力が有ればある程度の規模まで拡張したらあとは安定経営を目指せたのでしょうけど、それほどの才覚に恵まれなかったようで、事業縮小で継続できているだけでも倒産しないだけラッキーなのかなと思ったりも致します。

つまり何が言いたいのかと申しますと、それほど外的要因ってのは企業の業績に及ぼす要因が大きくて内部努力を楽々と追い越しちゃう存在なんですけど、何故かこの辺りを軽視しちゃう経営者の方ってのは結構多かったりするわけですよ。