人間関係が原因で独立しちゃダメ

気がついたら私がサラリーマン生活から足を洗って吹けば飛ぶような零細企業を始めてから早15年が経過しちゃったんですけど、多少なりともお付き合いのあった同業者さんの中には途中で消えてしまった方もとても多いですね。

そこで感じることなんですけど持っている技術力（スキル）だとか考え方よりも人間関係の構築が上手じゃない人ってのは幾らスキルがあっても途中で敢え無く会社を畳んでしまうような人が多いですし、逆にね取りたてて人より優れた技術力がなくても人間関係の構築が上手な人ってのはなんだかんだと不景気でも何とか乗り切って営業を継続している場合が多いように感じます。

そりゃ当たり前の話で個人事業の場合でも言えるんですけど、会社なんてものは一人で全てを行うわけじゃなくて、社員であったり外部の協力者の方であったり、取引先であったり色々な人の協力があって営業活動が成り立つって思いませんか？

ですからねサラリーマンを辞めて独立する人の理由の中には人に使われるのが嫌なら良いんですけど人間関係の嫌気が差して、だったら誰とも絡まないで自分の会社でやっていくみたいな人が結構いらっしゃるようですけど、その手の人は独立してもそう簡単に継続するのは難しいと思うんですよね、私の経験からなんとなく感じる事ですけどね。

まぁ人間関係が上手に構築できないような人ってのは基本的に人望が無いって事ですから、そりゃ社員を入れても片腕みたいな信頼できる人を育てる事も無理でしょうしね。

さて経済学とか経営学みたいなことに関して私は全く無知でよく知らない分野なんですけど、でもね長年営業マンとして経営者として活動をしてきて感じることってのは、取引先を開拓して取引を継続するとか、社員と良い関係で社業を伸ばすとかいった事は、どんなに素晴らしい経済学や経営ノウハウを持っていたとしても基本的な部分である人間関係の構築ができていない限り全く機能しませんと言い切って良いのでは無いでしょうか？

そんなわけですね社内の人間関係を上手に良好な関係を保つことが出来ないとか、一匹狼みたいな感じで仕事してきた方ってのは、どんなに仕事が人よりも出来たとしても、経営者として成功を納めるのは難しいと思いますから、もし今そんな事を考えているのでしたら思いとどまったほうが良いと思うのですよ。

まぁスタート段階で良くてもある程度の年数が経過して社長自身が年を取ってきたら、やっぱり人間関係の構築が上手じゃない人ってのは色んな意味で厳しいと思うのです。