SOHOは不況に有利か不利か?
少なくとも2009年の前半は右を向いても左を見ても不況や不景気が目立つので有りまして、斜め左とか注意して観察致しますと中には景気の良い業種や企業も混ざってはいるのですが、とにかく今回のコラムではSOHOは不況の状況におきまして、有利なのか不利なのか考えて見たいと思います。
さて一般的な話をまず書きますと、不況になると下流になるほどつまり下請けとか孫請けのほうが不況によるしわ寄せがきて、苦境に陥ると言われていますが私が思うに単に規模が小さくて資金力に乏しいだけでしたら、真っ先に不況の影響を真っ先にもろに受けるのだと思いますが、SOHO特有の判断や行動の早さとか身軽さを生かせれば今度は図体の大きな企業よりも余程、規模の小さいSOHOの方が不況に直面した時に有利なのではないかなって思いますね。
つまりその、製造業のように高価なマシンをリースで導入している場合ですと選択権の幅が狭くなってしまうかもしれませんが、極端な話ですが昨日までSOHOで住宅設計事務所をやっていたとしても、不況のあおりで受注がゼロになってしまったら翌日から商売替え致しましてたこ焼きやをやっても平気なのが、規模の小さいSOHOの強みなのでありまして、あくまで比較での表現ですがSOHOは不況に強いって言っても良いと思いますね。
それにSOHOはスモールオフィスOrホームオフィスな訳ですから、高い事務所の家賃などとは無縁の場合が多くて固定費が低い場合が多いと思いますし、大企業が不況になりますと人員の削減を行ったり致しますが、SOHOの場合ですと既に人員整理済みの状態で営業している訳ですから、まあ見方によっては不況に強いって事が言えますよね。
でここからは少々独断できつい事を書いてしまおうと思いますが、大きな不況つまり大不況とか大恐慌にまで言ってしまいますと、政府が税金で救済したり援助してくれるような大企業か、とっても身軽なSOHOのような企業形態が一番生き残れる確率が高くて、間の中堅どころが乗り切るのが一番厳しい場合が多いのでは無いでしょうかね?
※勿論企業の状況によって千差万別ですので一般論で書いています。
はい、この文章をお読みの方の中にはSOHOとして営業中の方もいらっしゃるかと思いますが、少なくとも何人も従業員を抱えて高い事務所を借りていて、あなたよりも張るかに高額の固定費の支払いに頭を悩ませたり、人員の削減に