SOHOと老後の生活
SOHOとして独立開業して一生懸命に仕事をしてふと気がつくと、勤めていれば定年退職の年齢になっていて、定年退職が無くて良かったと思うのか、定年退職がない代わりに退職金も無く休み無く働かなければいけないので、しまった!って思うのか人それぞれだと思いますが、今回のコラムではSOHOと老後の事について書いてみようと思います。
まずSOHOと言っても仕事の種類は多種多様なのでありまして、相当高齢になっても行えるようなパソコンを使っての仕事ですとか、結婚相談所ですとかであれば寝たきりにならない限り仕事が出来ると思いますが、肉体労働的な仕事ですとか営業活動で外を移動しなければならないような仕事内容ですと、ある程度の年齢になったら引退後の生活を考えるとか、場合によっては後継者の事を考えなければいけませんね。
最近は高齢になっても元気に体が動く人は増えていて年金を貰える年齢まで矍鑠としている人は多いので予定通りに年金が支給されれば退職金が出ないSOHOですが中々良い生き方だと思いますが、残念ながら年金の支給額はどんどんと切り下げられて支給年齢も徐々に上げられてしまっているわけですから、その年齢になってみないと本当に支給されるかどうか全く信用できないのが今の日本国家ですから、SOHOだろうと毎年きっかり1つづつ加齢していくわけですから、SOHOで働く人こそ老後の生活を考えて計画しておく必要が有りますね。
さて老後の生活を考える場合ですが私が思うには、資産運用と貯金と保険を上手に分散するって当たり前の事しか頭に浮かばないのですが、兎に角SOHOとして独立開業して高齢になってからしまった!って事にならないように体が動くうちから準備しておくって事には代わりがないですね。
追伸
SOHOとして独立開業する人の中で少なくない割合で、定年退職してから第二の人生としてSOHOをスタートされる方もいらしゃいまして、そーゆー方にとっては、SOHOとしての働き方が老後の生活でありまして、そんな方は最初から自分の年齢や出来るスキルを考慮して開業する業務内容を考えると思いますので、失敗しない限り良い生き方だと思いますね。
ただ、多額の資金を必要とするような事業を始めるのは、なにせ高齢で気力も体力も若い頃の半分以下になっているわけですから、よく熟考してからでないと逆に老後の蓄えを失ってしまう事にもなりかねませんので、余程の勝算がない限り避けた方が無難だと思いますね。