良くない社内風景(雰囲気)
昔確かExcel管理職ってコラムを何処かで書いたような今やすっかり社員一人に一台のパソコンが支給されまして気がついたら社内はエクセル管理職の下にパワポ営業マンがいるなんて感じも増えてきているのでは無いでしょうか?
一日の営業活動を終えた営業マンが会社に戻ってくると上司はずっとパソコンの画面に向かって何やら売上の分析と個々の部下の売上と進捗状況についてエクセルと相談中のようですし、他の営業マンを見渡してみても何やら提案書らしきものを黙々と作成中のようで雑談をする雰囲気はこれっぽっちもないなんてのは私は嫌ですね。
未だねパソコンもワープロさえも普及していなかった時代には営業マンは外回りから帰ってきたら先輩営業マンや同僚と一日の営業活動で遭遇した様々な出来事ですとか自分の状況ですとか実によく雑談をしたものです。
これがですねやっぱり営業日報がパソコンに打ち込むようになったり、上司への報告や相談や提案なんてのまで全てメールや添付資料を使うようになってきて、じゃあって事で営業マンは些細な上司への提案であっても先ずはパワポで作りまして上司へ提出なんてのは、まぁ口で言えば2分で済むところを10分かかったりするんですから、時間の無駄ですし結構大切だったりする雑談の時間を無くしてしまう要因だったりしているのでしょうかね?
まぁ営業日報だってちゃんと電子データーの形式であれば後で色々加工したり集計をとったり有効活用できたりメリットが非常に大きいわけですし、社内の連絡や相談だって電子メールや資料を使えばちゃんと履歴も残りますし、使い回しなんて事で大きく時間の節約もできますから、これも否定するわけにはいかないんですけど、社内風景がみんながみんな周りと談笑するわけでもなく、黙ってパソコンの画面を凝視しているなんて風景もどうかと思うのですよ。
それにエクセル上司が特になんですけど基本的に上司のパソコン画面は部下からは見えない状態ですので果たして仕事をしているのかとか、そんな分析や集計ばかりしていて一円でも売り上げに貢献しているのかなど疑問が次々と湧いて出てくるのでありますから、少しは顔を上げて雑談をしたほうが良いと思うのです。
なにね受け取ったメールからは相手の顔色まで伝わってくることは有りませんから、メールの文面だけで安心していたら実は部下は深刻な状況で追い詰められていたなんて場合も有りますからね。