入社祝いとか進学祝いに贈るものの定番について

昭和の時代までは自分との関係によって入社祝だとか入学祝いにプレゼントするものには定番があって、プレゼントする方も悩まずに済んだと思いませんか?

例えば自分の子供だったらね小学校入学時には国語辞典だとか中学校に進学した時点では腕時計とか万年筆なんて感じで基本的に世間一般でコンセンサスができていたと思うのですよ。

まぁ私が中学に入学した時にセイコーⅤ(ファイブ)という当時人気だった自動巻きの腕時計を貰いまして、高校進学時に万年筆を貰ったことを今でも覚えているのですけど、立場が変わって自分がプレゼントする側になった今、プレゼントの定番だった品物がいつの間にか定番から滑り落ちてしまって、それに代わるものが登場して居ないんですよね。

携帯電話の普及によりまして腕時計をしている人がめっきり減ってしまった事と当時はどんな腕時計であってもそれなりの金額がしていて、一応贈り物として見栄えがしたんですけどね。

また万年筆なんてものはたぶん今の未成年の人でしたらもう使ったことが無い人のほうが多いと思いますし、万年筆を持っていても使う機会が無いのが現実ですからね。

そういえば何かの時にモンブランの万年筆とボールペンのセットを頂きまして、大変嬉しかった事が有りましたけど、当時の中学生にとってモンブランだとかパーカーなどの筆記用具のブランドってのは結構みんな知っていてその手の筆記用具を持っているってのはある種のステータスみたいな感じだったんですけど、今はすっかり兵どもが夢の跡ですね。

でね知人に聞いた話では今だったらもうストレートに現金だとかクオカードなどのギフト券の類のほうが喜ばれるし、向こうにとってもありがたいみたいな返答でしたけど、それって違うような気がするんですよね。

つまりですね入学とか入社とか人生の節目に当たる時に何かをプレゼントするってのは、後々の記憶のために存在しているんじゃないかなって思うのですよ。

これは私だけじゃ無いと思いますけど、中学校の入学とか高校進学とかいった当時の思い出ってのはお祝いに何を貰ったのかはちゃんと覚えているんだけど、それ以外の記憶は一切残っていないって人も多いのでは無いでしょうかね?

まぁ当時は定番がはっきりしていた事もあって貰った方も覚えやすい面も有ると思います、腕時計も万年筆もボールペンも貰ったらありがたく毎日使いましたしね。

そんな貰う側にとっても贈る側にとってもプレゼントの定番ってのは非常にありがたい存在だったんですけど、いつのまにか次々と定番商品じゃ無くなっているのです。