大企業にしか出来ない販売シェア拡大策とバーター取引

私の会社は誰がどこから見ても正真正銘の零細企業な訳ですけど、先ほどのニュースを見てこんな販売拡大策は逆立ちしたって出来ないなと思ったことが有ったので書き残しておこうと思います。

なんでも麦酒業界において業務用の出荷量ってのが全体の約半分なんだそうですけど、ここに来て急激にアサヒがシェアを伸ばしているのだそうですが、その営業手法はけっこうびっくりした人も多いと思いますけど、それは出資して株主になるとか協賛金(何の協賛なのか書いていないので不明)を億単位で出してとかいった手法で大手外食産業を他社から奪い取っているとの事でした。

すっごいですね株主といえば株式会社にとっては会社の持ち主(ただし共同所有)なわけですから、とうぜん仕入先の選定にはその力が働くのは当然なので有りまして、麦酒業界は基本的に(地方の特産品として作っているメーカーを除いて)大企業ばかりですから、当然販売シェアを奪われた他のメーカーも巻き返しに動くのでしょうけど、これが大企業VS中小企業とかもうVS零細企業なんてタタカイになってしまったら、もう太刀打ちが出来なくなってしまいますね。

まぁ零細企業にとって似て非なるものとしてバーター取引があります。

バーター取引とは例えば靴屋さんにね玄関マットをレンタルしている会社があったとしましょうか?

有る日のことレンタル会社の営業マンが靴屋の店長にこんな風に相談されるのです。

「イタリア製の革靴、販売に協力してよ~本社からのノルマが厳しくて今月あと30足売らなきゃいけないんだよね」
「確か御宅の会社は営業マンが10名とか言ってたよね、じゃあ10足ばかり付き合ってよ、うちは全店舗でお付き合いしているんだし、最近他の会社からも玄関マットの売り込み多いんだよね、レンタルなんてしないで購入って話も出ているし」

みたいなのがバーター取引

まぁ担当の営業マンの一存で個人購入なら仕方が無い・・わきゃなくてそんなことを営業マンが勝手にポケットマネーでなんてしたら、その習慣がと言いますかテリトリーの変更などが有った場合に、後任の営業マンが苦労しますからバーター取引の話を持ちかけられた時は会社に持ち帰って社としての方針を決定しなくちゃ対応としてはまずいわけです。

話が脇にそれてしまいましたが大手企業が出来るのは株主になって顧客を開拓しちゃうけど、零細企業の場合は取引を打ち切られないためにお付き合いするかどうか悩むって感じで、この違いは天と地ほどの差がありますよね。