ジェネリック商品(食品・家電他)

家電製品の雄であるパナソニック(元:松下電器産業)は、かつてはマネシタ電器とも揶揄される、商品開発の基本は他社が出したヒット商品を後から真似して作って、全国に展開する小売店で売りさばく二番手商法を熱心にやっていた時代がありましたね。

そう言えばコスモスというカプセル玩具(通称ガチャガチャ)のメーカーも、商品開発は浅草の玩具問屋を見に行くことというのを聞いたことがありますが、昨今は大手流通業者が似たような事をやっているのでありまして、最近は二番手商法とは呼ばないで、食品だったらジェネリック食品とか家電製品だったらジェネリック家電と呼ぶのだそうです。

しかし取り立てて書くまでもなく、ほぼ大部分の業界で同じような事が行われているのでありまして、パンの中にアンコを入れたアンパンがヒットすると他の大手製パン業者から街の焼いて売るパン屋さんまでがアンパンは定番商品になっています。

食品でしたら守られるのは基本的に商標登録した商標だけの話で、ケンタッキーフライドチキンのレシピを真似て、同じ味のフライドチキンを再現させて半額で販売して大きな利益を上げたとしても何の問題も無いわけです。

何処のメーカーでも街の小さなラーメン屋さんでもライバル他社の製品を研究したり偵察しない事は非常に稀だと思いますので、消費者に受け入れられてこれは自分にも作れると思ったら、すばやく取り入れて販売するという姿勢は別に間違っていないと思います。

経営不振の店舗や社長は他の真似に消極的

意外でも何でもなくて経営がうまく言っているところほど、他社の良いところを真似て取り入れるのが熱心な場合が多くて、逆に売上不振で経営危機みたいなところは周りを見回せばお手本は幾らでもあるのに見に行こうともしません。

中には同業他社の偵察をしてノウハウを取り入れればよいだけなのに、自称経営コンサルタントに高いお金を払って経営指導という薄っぺらいものを受けて結局は倒産します。

良いですか?誰もが知っている大手の流通業者ですとかチェーン店などが、ごく当たり前のようにジェネリック食品とかジェネリック家電を堂々と販売しているのが現状なのですよ。

なんとか売上を伸ばしたいとか会社を大きくしたいという願いを叶える方法の一つとして、取り入れられる良いことは積極的に取り入れる事だと思いませんか?

少なくとも外部の経営コンサルタントに高い授業料を支払って経営が改善する確率は1%」程度しか無いのではないかと私は思っています。

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