赤字経営

現在の日本において営業している企業の過半数が決算で赤字を経営しているのでありまして、黒字経営している企業は四割弱ほどのようですが、何年も赤字経営を続けて居てもちゃんと営業を継続している企業も有るかと思えば、黒字経営であっても黒字倒産と言われる状態で倒産してしまう企業も存在するのが、経営の妙と言いますか面白いところなのですが、基本的には赤字経営者の多くは黒字転換したいと思って居るか、赤字が嵩んでいて企業を精算したいが、代表者の個人保証による運転資金の借り入れや、第三者の連帯保証人の問題が有って経営を続けて居る企業も少なくないのでは無いでしょうか?

あともう一つの赤字経営でも会社を清算できない理由としては、(零細企業の場合ですが)廃業しても、廃業後の生活維持の為の働き口の確保が出来ない場合にも赤字でも廃業や閉鎖が出来ない場合が多いようですね。

※ あまりおおっぴらに表には出ていませんが日本の場合、赤字経営など経営難、経営苦から自殺に走ってしまう経営者の方が非常に多く、勤勉で責任感が強い日本人の特性とも言えるかも知れませんが、原因は赤字経営でも何でもなくて、連帯保証人の問題など逃げるに逃げられない、逃避するとしたら現世から別の世界にってしか逃げ場がない状態まで追い込まれてしまうのが問題の根本でしょうね?
もっとも日本国の抱える超凄い赤字は誰も責任を取らないのでありまして、こっちはちゃんと責任を取って欲しいですね。

まあ別の視点から書けば、企業経営ってのはそれだけ厳しい現実が待ち構えているのでして、甘い考えで会社経営に乗り出しても大失敗する可能性のほうが、とても高い訳ですし苦労や辛酸を経験した経営者のほんの一部だけが成功の果実を手に出来るって事も言えるのかも知れませんね。

ついでに赤字経営に対する私の意見を書いておきますと赤字経営が2年続いたらそれは、経営方針か社内の体制か営業内容か営業方法か何かがおかしいって素早く気が付いて、大きく舵を切り直すとか、大規模なリストラに取り組むとか、廃業や閉鎖を視野に入れるとか、何らかの変化を考えないと下手をすると奈落の底に落ちていってしまいますね。

ただ自分の経営者で先頭に立って忙しく働いている経営者で有ればあるほど冷静な判断が出来なくなっていたり、一歩下がって冷静に状況を把握する事が出来なくなってしまっていたり、するのでありまして、逆に冷めた目も持ち合わせた人のほうが客観的に冷静に判断できるって事も多いのでは無いでしょうか?