マスコミが取り上げるブームは終わりが近い
マスコミは流行の最先端を把握していると思っている人は少ないのかもしれませんが、少なくとも商品開発をやっているとか、新規事業展開を考えている方はブームとしてマスコミが取り上げた段階は、もうピークを過ぎて終わりの始まり状態であるという場合が多いと思っていたほうが良いでしょうね?
ブームの法則
上流層がスタートか下流層がスタートなのかでブームが続く期間が全然違います。
簡単に書きますと一般庶民から出てきた流行りものというのは、基本的に一般庶民の間だけで流行するものですし、広がるスピードが非常に速い反面、ブームが終焉するのもあっという間に終わってしまいます。
逆に上流階級から始まった流行というのは時間をかけて中流階級に広がって、最後に価格破壊が起きて一般庶民に広がって終わると言う、長い期間をかけて上から下へ広がってきますから、商売としては長い間にわたって商う事が出来ます。
マスコミは上流階級のブームは伝えません
上流階級の間でひそかに流行っている事をテレビをはじめとしたマスコミが伝える事はまず有りませんから、マスコミの言葉を鵜呑みにして商売に参入など致しましたら、失敗する可能性が非常に高いわけです。
私の幼少期にはボーリングブームが有りまして日本各地に新規でボーリング場が建設されましたが、プロボーラーの中継を行ったりブームとしてはやったのは2-3年でしたので、多くのボウリング場が倒産の憂き目を見たわけです、その後に起こったモータリゼーションに乗って洗車場(機械による洗車)も全国に出来ていましたけど、その半数以上の事業者は数年で倒産してしまいましたよね?
最近ではたまごっちとか、中国への工場進出ですとか太陽光発電ですとか、もうどれをとっても同じような運命を辿っているのでありまして、私はマスコミが取り上げて5年以上商売が続いたものを見たことがないのです。
死語になったタイムマシン経営
いまほど情報網が発達していなかった時代で日本が欧米諸国よりも遅れていた時代は、アメリカで流行ったものをいち早く日本に持ってきてブームを作ると言う、スタイリーですとかヒューストンからやってきたゲイラカイトですとかアメリカンヨーヨーですとか、とにかくタイムマシンを使ったかのような商売が出来ていた時代が有りましたね。
しかし今ではそういった手法も使えなくなってしまいましたし、マスコミの情報をいくら探してもブームの種を見つけるのは難しいのですから、今まで以上に商売のアンテナを研ぎ澄まして見極める必要がある時代になってきたと思います。
なにせ競争相手にAI(人工知能)まで入ってきていますからね。
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