ブームの中身は提灯記事と底辺層

ブームになっているのを経済誌やマスコミで取り上げているのを目にして、今は○○のブームだということで参入して、あっという間に撃沈するという事が繰り返されていると思います。

経済誌で取り上げるブームの多くが提灯記事

昔からブームの仕掛け人を自称する人が出てくるのですが、経済誌に出てくるブームを取り上げる記事の殆どは、三流経済ライターが小銭稼ぎに書いている提灯記事だと私は確信しています。

その理由は明白で経済誌やマスコミでブームだとか、これからブームだと取り上げた記事で実際にブームになったものは殆んど記憶になく、また一年も経過していないのに影も形もないような商材やサービスばかりですからね。

昔は(インターネットが登場する以前の経済誌の影響力が今よりも強かった頃)、実際はブームでも何でも無いのに提灯記事によって、架空のブームを追いかける人が出てくることによって本当に盛り上がった時代があったのかもしれませんけどね。

ブームは底辺層ほど起きやすい

結論を先に書きますと商材とかビジネスとして考えた場合に、そのブームが定着して長く商売できるとしても底辺層がメインになる可能性が高いので慎重になる必要があるという事です。

一億総中流社会の時代は正三角形に近い分布でした世帯収入ですが、格差社会と言われるようになってから徐々に中間層が細くなってきて、一部の富裕層と多くの中流以下の世帯が増えてきてしまいまして、今や労働者の60%以上が非正規雇用な時代ですから、多くの消費者が飛びついていわゆるブームという状態の多くが底辺層を中心としたブームになってしまいます。

ブームは上流層から底辺層に向かって広がってきた場合は長く続くものですけど、底辺から広がったブームの場合はあっという間に終わってしまいます。

ですから本当にブームになっていてマスコミに登場したときには終了の合図だと思って間違いないのです。

二番手商法について

詳しくはヒット商品と二番手商法に書きましたが巧みにブームのおこぼれを拾うどころか、本家を凌駕する商法があります。

これは短期間に本家を上回る品質の製品を供給できる製造力と、元々の販売力を持っている企業だけが可能な商法なのでありまして、ノウハウも実力もない中小企業がブームを後追いして二番手商法を真似しても失敗するのではないでしょうか?

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