不在時の置手紙(雛形・テンプレート)【個人宅への飛び込み営業】

専業主婦率(非共働き家庭)の低下や単身世帯の増加によって個人宅の昼間の在宅率は非常に低くなっているわけですが、単純に片っ端から飛び込みで玄関のチャイムを押すような飛び込み営業ならともかく、一定のリストに基づいて個人宅を訪問した場合、何らかのメッセージをポストに入れて帰って来るなり、少しでも訪問が無駄にならないようにしたいものですね。

訪問先(個人宅)が留守だった場合にポストに何か手紙やメッセージを置いてくる目的は2つあります【新規顧客への訪問で過去に面識も何もない場合】。

次回訪問時に入りやすく(ドアを開けて話を聞いてくれる)するため

年々物騒な世の中になっているわけですから、見知らぬ営業社員の突然の訪問にすんなりドアを開けて話を聞くほうがどうかしていると思ったほうが良い時代だと思います。

ですから何の目的で訪問したかを簡潔に分かりやすく書いて、どんなメリットをご提供できるのかが伝わりますと、翌日なり次回訪問するときにドアを開けて話を聞いてくれる可能性が高くなります。

手紙を見て向こうから電話をくれる

そこまでの置手紙でしたら何も訪問しなくても先ずは郵送で送って、反響があった個人宅だけを訪問する反響営業が出来る事になるのですけど、手紙を作るときにそんな気持ちも必要だと思います。

手紙は一度テンプレートを作成してしまえば、ずっと有効な営業ツールになるのですから、ゆっくり考えて作ってみるのが良いと思いますよ。

例文

平成30年10月31日

お客様名

突然の訪問にて失礼いたします、株式会社自転車操業の田中一郎と申します。

本日は物干し竿の在庫処分品のご紹介でこの地区を巡回させて頂きました。

お客様もご存知かとは思いますが日本国内では竹林が減少して国産の竹が非常に希少品になってきております。

中略

今回のキャンペーンにつきましては明日まで実施しておりますので、また明日訪問させて頂きますので、お手すきでしたら一度商品をご覧いただければと思います。

連絡先

基本形はこんな感じですので、これに自分の商品を置き換えたり肉付けして作ってみてください。

ではご健闘をお祈り申し上げます。

追伸

営業の内容によっては何のメッセージも残さないでいきなり訪問したほうが良い場合も多いので、そのあたりはよく検討してくださいね。

置手紙とかポスティングで商売になるのでしたら、最初から直接訪問などしないで郵送で顧客獲得が出来るのですからね。

朗読版