時間泥棒な営業活動は嫌われる

もし貴方がお客の立場だったとして営業マンが「この顧客開拓ツールはとても素晴らしいものですから是非ともデモンストレーションの時間を取ってください」とか「デモンストレーションの時間を取ってもらえませんか？」と聞かれたらどのように反応しますか？

後者の場合は興味があればYESと答えるでしょうか興味が有ったとしても営業マンが押しつけがましく素晴らしいから時間を取るべきだと言うニュアンスをもって貴方にアプローチしてきたら反射的に拒絶する場合もあるのではないでしょうか？

営業スタイルには色々ありまして口八丁手八丁の営業力が高い営業マンでしたら、南極大陸で冷蔵庫を売るがごとく買う気のない相手を説得して物を売る事が出来るかもしれませんが、営業力が高くない営業マンの方でしたら相手の立場になった聞き出し方をしたほうが良い結果を出すと思います。

それは「デモンストレーションを見て頂く事が出来ますが希望されますか？」です。

つまり売り込んでいる相手に希望があるかどうかを確認して、希望される方だけにデモンストレーションを提供すると言う提案です。

営業マンが嫌われる原因は興味も無いのに自分の都合で勝手にやってきて自分の都合を押し付けて時間を無駄にさせるから嫌われるのです。

営業マンとしては営業活動をして販売実績を上げなくてはいけない立場なのですから、そのためにはお客のところに訪問する必要があるのは当然ですが、相手の気持ちを考えて活動しないと売れる営業には絶対になれないと言ういう事です。

自分の売り上げの為に余計な提案ばかりしていたら時間泥棒ですが、相手のとって有益と思われる提案を希望する相手だけに実行することが出来ればお客に有意義な時間を提供する事になりますから歓迎されるわけです。

説明をしなくても目的がはっきりして居る商品でしたらこんな短い質問を投げかけて、興味が有ると答えた相手にだけ説明をすると非常に効率の良い営業活動を行うことが出来るのですが、それを実現するためには紙一枚とかに上手にまとめた販促物とかインパクトのあるものを提示できれば成功率はとても価格なります。

トークと同等に販促物を改良していくと時間泥棒になって嫌われる営業マンにならずに済むのです。