時は金なり

経費削減に関するコラムを書いていますが、日本の格言であります”時は金なり”について書いてみようと思います。

さて何かを購入したり、サービスや作業を外注に出したりしますと現金が出ていきますが、自分で作ったり作業すればお金は出ていきませんが、その代わりに作業に要する時間を消費しますね?

頭の悪い経営者は居ないか、居たとしても淘汰されてしまいますが頭の悪い中間管理職は多数存在するのでありまして、時は金なりの意味が分かっていないのか、外注に出すなり外部にお金を払ってしまったほうが、よっぽど安く付くのに目先の経費の出費に対して上役の顔色を伺うのか、社内作業で済ませてしまったりまします。

分かりにくいので、少し具体的に書きますが顧客向けに展示会を行う事になってお客宛に招待状を3千通ほど発生する必要が出てきた場合を考えてみましょうか?

これを社内のプリンターで印刷して封筒に詰めて宛先のタックシールまで社内の人間が作業を行いますとかかる費用は実費だけのように錯覚してしまいますが、実際には数名の社員を数時間以上、拘束する事になりますので実際にはかなりのコストがかかっていまして、このような作業は設備の整った印刷業者に任せてしまったほうが、目の前で出て行く現金は多くなりますが、時間や社員の拘束時間も加味してコストを考えると外注に出したほうが、余程低コストで作業が完了する事になる場合が多いのでありますね。

私が思うには時は金なりって事が分かっている企業は割に合わない事はやらないか、専門の業者に任せてしまって自分たちの得意な分野で全力で能力を発揮する事で高いパフォーマンスを実現していると思いますが、逆に時は金なりが理解できてない企業は目先の出費と効率の部分を冷静に分析できなくて、社員の生産性が上がらなかったりするのですよね?

残念ながらどんな有能な人間でもスーパーマンでも一日は24時間限りと平等に与えられていまして、そのうち仕事に振り分けられる時間は多くても半分の12時間程度ですから、その中でどれだけの事が出来るかって事で、効率も上がりますよね?

経費削減を考えると、残業無しもそうですし最終的には時間当たりの結果追求が最大のコスト削減になるのでありまして、目先の支出だけに目を奪われてしまいますと、かえってコストを上昇させてしまったり致しますので、良く考える必要が有りますね。

追伸
時間や経験をお金で買えるかって問題があるのですが、これについては別の機会に書いてみようと思います。