アマゾンの置き配について考える

日本企業じゃ踏み切れなかったと思う事

アマゾンの置き配とは注文の品を配送業者が玄関に置いて帰ると言う配達の方法で、受け取りのサインも無いですし、置きましたの証拠写真を送りつけてくるだけです。

たぶんコストを考えての事で、もっとも効率よいルートで配達が可能で、不在時の再配達も発生しませんし、チャイムを鳴らして本人が出てきてサインを貰う時間も1日トータルで考えると結構な時間になりますので、コスト(効率)を考えると正しいのかもしれませんね。

気になる盗難、つまり置き配では黙って玄関先に置いて帰るのですから、誰かが黙って持って行ってもわかりませんし、そのリスクも有ると思うのですがアマゾンとしては、別にその場合は保証するから良いでしょ?みたいに保障のコストを考えても置き配にした方がメリットが大きいと考えたのでしょう。

置き配の問題点

プライバシーの問題

最近は表札を出していない家庭も少なくないですし、さらに言えば商品によっては置き配によって、何を購入したのか分かってしまうと言う事です。(アマゾンでファンヒーターを購入しましたが、ファンヒーターの箱そのままで配達されました)

盗難や紛失の問題

前述したように盗難や紛失についてはアマゾンで補償してくれるようですが、急ぎの荷物などはやっぱり困る事が出てきますよね?

誤配の問題

これ話題になっていませんが結構発生していると思います。

都内なのどでは同じ地番で家が3棟密集している事も有りますし、地方に行きますと同じ苗字の方が並んでいて、住宅地図も整備されてないい場合が結構多いのが実情です。

そうするとドアチャイムを鳴らしてサインを貰う事で防げていた誤配の発生がどうしても増えてしまうのは間違いないのではないでしょうか?

中には誤配された品物を間違って開封してしまったとか、隣家には知られたくなかった商品が誤配されたなんて事例も出てくるのではないでしょうか?

そんなわけで置き配はアマゾンには大きなメリットでしょうが、一般消費者にはデメリットも大きいのではないでしょうか?

※注文段階で置き配を拒否する事も出来るようですが、デフォルトが置き配になっていますので、何気に注文してしまうと置き配されてしまうのです。