根性とは何か?根性の付け方(営業)
一口に営業活動と言っても色々な業種や方法がありますので一概には言えませんが、こと人と直接会って商品やサービスを買ってもらうとか、まったく縁もゆかりもない人や企業にアプローチをして取引をする事を生業とする営業マンには、何は無くとも根性が必須条件だったりします。
IT(インフォメーション・テクノロジー)の発達によって多少は根性の必要性は弱まっているのかも知れませんけど、営業にとって根性が必要なのは今も昔も変わらないと思います。
根性とは何か?根性の正体
一言でいうならば根性とは諦めない強い心です。
はっきり言って営業の仕事なんて思うように行かない事が圧倒的に多いですし、相手にするお客だって良いお客ばかりなわけじゃなく嫌なお客も出てきますし、売り上げを作るために飛び込み営業をすると相手に歓迎される事は稀で基本的に嫌われる事になりますので、根性がないと諦めてしまったり形だの営業活動になってしまって売り上げを作る事が出来ないまま職場を去る事になってしまいます。
根性の付け方
これって一にも二にも経験の積み重ねに尽きるのですけど、職場での社員教育にも大きくかかわってくる話になります。
ここで大切なので先に書いておきますけど、自信のない人や根性がない人ほど注意しないと最初の段階で潰れてしまうという事です。
例えば新人営業マン数人に街に出て名刺を貰って来いと指示を出したとしましょう。
ここで根性のある新人営業マンは何枚も名刺を貰ってきますが、中には1枚も名刺を交換できないまま戻ってくる新人営業マンが出てくるかもしれません。
そこで怒鳴り付けるのもある意味では根性を付ける方法には違いないのですが、それよりも人は褒められた方が能力を伸ばす事に間違いないのです。
つまり先に書いた通り根性なんてものは経験を積み重ねる事で蓄積されるものなのですから、小さなことでも褒める所を見つけて1ミリの成長を実感させた方が良いと思います。
根性ある人が出世する傾向があるので根性ない社員が辞めていく
元々体育会系の学校出身であるとか社会人になった時から根性が備わっている人は出世しやすいと思います。
それはそれで良いのですけど自分の部下に根性が不足している人がやってくると、腰を据えて少しづつ成長させるのが苦手な上司も少なくないように感じます。
怒鳴りつけて即席で表面につく根性なんてのは翌日になったら綺麗さっぱり無くなっていますが、経験を重ねて付いた根性は一生モノの宝になるのです。