コスト削減と品質保持

企業がコスト削減を行って利益を確保する場合の方法として、人件費を下げる、物流コストを下げる、外注を活用するなど色々な方法が有りますが、製品コストを下げてってやり方も常套手段なのでありますが、この場合は原材料を安い物に切り替えたり、作業工程を省いて工数を減らしたり、材料の使用料を減らしてなど品質の低下に直結する部分までコスト削減のメスを入れざるを得ない場合も多いのでは無いでしょうか?

ただまあ世界一の自動車メーカーであり最高水準の品質を誇るトヨタ自動車は、乾いた雑巾を更に絞ると表現されるように、ねじ一個、作業工程の一つ一つにまでコスト削減の余地がないのか目を光らせているのでありまして、ある意味コスト削減目的で隅々まで目を光らせた結果として、品質も上がったのかも知れないですね。

※私は思うのですがトヨタの年間の自動車生産台数は900万台を超えて1000万台に迫ろうとしている訳ですから、車一台の細かい部分に光を当てて重箱の隅をつついて一台当り100円のコスト削減が達成できれば生産台数×10円として10億円近い利益がコスト削減で入ってくる訳ですから、それはもう血眼でコスト削減をしつつ品質の維持に日夜努力するのでしょうね。

ただどんなに努力しても品質を保ちながらコスト削減が出来ない場合も少なくありませんし、品質を維持するのかそれとも品質を下げてもコストを下げないと他社との競争に負けてしまうとか、利益を出せなくて倒産してしまうとか究極の選択になってしまう場合も有るのでは無いでしょうかね?

さて、今の日本は偽装とかインチキを行って利益確保に走るって構図が大手企業から零細企業にまで蔓延しているのでありまして、消費者を上手に騙せて発覚しなければそれで良しって事がまかり通ってしまうのは、怖いと所でありまして、困った物でありますね

つまりこのコラムをお読みの真面目な経営者の方にとっては、クリティカルポイントを超えてまで品質を落としてまで商品を市場に出したくないって思って居ると思いますが、ライバル他社が品質を下げて価格競争に走ると自社も追随せざるを得なくなる場合も少なくないので有りまして、難しいところだと思います。

追伸
間違った事を書いていたらお許し願いたいのですが、その昔はJIS規格てのがそれなりに一定レベルの品質を維持していたように思いますし、現在はISOがそれに代わるものだと思うのですが、ISOは昔のJIS規格のように機能しているのでしょうか?