コスト管理と営業活動

製造業の場合でしたらコスト管理をしてない企業は無いと思いますし、なんとかして製造コストを下げるために試行錯誤している会社も非常に多いと思いますが、営業マンを束ねる営業部門のコスト管理ってとても難しい場合が有るのではないでしょうか?

例えば営業マンは会社の外に出ていって何らかの方法で客先まで移動して営業活動を行う場合が多いのですが、ガソリン代ですとか電車賃ですとか遠方への営業活動になればなるほど、移動にコストが掛かりますし時間も使うことになるのですが、無駄な訪問を減らしましょうって言っても簡単には無理ですよね。

なにせ営業活動なんてもんは最初から買ってくれることが分かっていて訪問することは有りませんし、一度の訪問で簡単に相手が契約書に判子を押してくてるほど甘いものではないのでありまして、下手に営業マンの交通費を制限致しましたら経費は月に1万円下がったけど売上も月に100万円ダウンしてしまいましたなんて事になってしまったら、元も子もないですからね?

同じく営業マンの長電話のおかげで通信費がかかって仕方が無いから電話機の横に砂時計をおいて、長電話を厳禁にしたらどうでしょうか?

もちろん私用電話ですとか社内の人間との無駄話はご法度ですが、客先に電話を致しまして相手の社長に用件だけを伝えてさっさと電話を切るってのも、折角の顧客とのコミニュケーションチャンスを制限してしまうような気が致します。

それから人件費の部分ですが営業マンの場合は報奨金や歩合給の設定をしている場合が少なくないのですが、こちらは固定給を下げて歩合比率を上げるとか単に成功報酬の部分だけを見直して、人件費の抑制を狙うなんてこともあると思いますが、この辺りもモチベーション維持を考えますとなかなか難しいですよね。

ただ接待交際費に関してはここ数年で大幅に削減したり完全に接待交際費を経費として認めない会社が増えたようですが、そのお陰で売上が落ちたなんて話は少なくとも私は聞いていませんから、ここだけは大いに経費削減すれば良いと思いますが、そもそもいまどき接待交際費を営業マンに認めている会社は今になっては少ないですよね。

ですから私が思うには最大の営業部隊の経費削減策は営業マンの能力アップと、愛社精神の向上と営業活動の効率アップを目指すのが一番の早道なので有りまして、売上を向上させて相対的に経費の使用を下げるのがベストなんですが、なにせ営業活動のかいも無く売上が上がらないから経費削減を考えるのであって簡単な事ではないのです。