当て馬

始めから負ける予定に設定された取引先

当て馬とは元々馬を繁殖させるときに使う雌馬が由来なのだそうですけど、営業の世界でも当て馬に知らない間になっている営業マンが数多くいます。

当て馬とは例えばある会社の商品が気に入って購入することはほぼ決定しているのだけど、もう少し値引きが出来ないかとか有利な条件に出きないかな?って事でそこから買う気もないのに別の会社から見積を取ることが有りますが、この元々売れる可能性はゼロに等しいのに見積を作らされて説明を求められる営業マンが当て馬にあたります。

まぁまさか見積を要求するお客がお前は当て馬だからねなんて営業マンに話してくれるほど世の中甘くはないですから、言われた営業マンは棚から牡丹餅のように見込み客が出てきたって事で喜び勇んで見積や各種資料を取り揃えて客先に出かけまして資料をおいて帰ってくるのですが、その後一向に客から連絡がありません。

もうそろそろ決まっても良い頃だろって事でお客に訪ねてみると、今回は他社に決まりました又の機会が有りましたら宜しく御願しますって事で商談はおしまいになるのです。

まぁお客の立場で考えましたら少しでも安くて有利な条件で購入したいと思うのは当たり前の話しですし、当て馬を失礼だなんて事を考えるほど世の中甘くはないって事ですよね。

ですからせいぜい当て馬にされないように自ら顧客開拓に励まなくてはいけないのです。

追伸

似たような感じで実は全然意味が違う言葉にかませ犬ってのが有りますよね?

その昔の話しですが新日本プロレスで長州力が藤波のかませ犬じゃないって発言したブックが有りますけど、確かこの語源は闘犬に自信を付けさせるためにあてがう弱い犬の事でした。

でね、当て馬ってのはお客が特定の営業マンに対して見積を要求する場合に発生しますけど、かませ犬ってのは営業力が弱い営業マンが実はライバル他社のかませ犬状態になっているって事が有るのではないでしょうか?

ばかの考え休みに似たりなんて言葉も有りますけど、競合に弱くて百戦百敗状態の営業マンってのはライバル他社営業マンのかませ犬になって自信を付けさせている状態になってしまっているかもしれませんから、営業として続けていく事が良いのかどうか考えてみた方が良いのかもしれないですね。

ただ長州力さん立派なメインイベンターになって観客を魅了したので有りまして、かませ犬だと周りから見られていた人も何かのキッカケで大化けすることも有りますから、その辺りは人生分からない所なのですよね?

朗読版