個人事業でのお休み

自由業は不自由業とも言われますが、SOHOや個人事業主として営業していると、好きな時に休みたいだけ休暇が取れるように思える反面、現実には休み無しの状態で、中には365日年中無休のセブンイレブン状態の方もいらっしゃると思いますし、それでも休めない分だけサラリーマンでは稼げないほどの大金を稼いでいるのであれば、それも良いと思いますが、中には休んだら最後、即生活に困窮するようなケースも有るのですよね?

そんな訳で今回のコラムではSOHO、個人事業主、零細企業の経営者の休日と休暇について考えてみようと思います。

で定休日、土日祝日とか毎週水曜日とか決められた日の休みは取得できるけど、風邪を引いたとかどうもやる気が出ないとか?夢枕に今日は働いてはいけないってお告げが来たとかそーゆー理由で仕事を休みたくなった場合に、サラリーマンやOLでしたら、ちゃんと有給休暇が設定されていますので、しかるべき方法で休みを取って多くの場合は、同僚や上司や部下がカバーしてくれるのですが、個人で仕事をしている場合ですと、なにせ代わりに仕事してくれる人間が居ない訳ですから、クレーム評判の低下や信用の失墜を承知で休んでしまうか、全てを犠牲にして兎に角仕事を休まないって事にするしかないのですよね?

まあ多くの個人事業主の方やSOHOの方は休みたくても休めないって状態で歯を食いしばって仕事を続けて居るのだと思いますが、個人事業主やSOHOで営業を続ける条件の第一番は、仕事が出来るとか営業力があるとか、技術力があるなんて事は二の次三の次で、大事なのは体が丈夫で休まないって事が最優先で、それを押さえた上で営業力や技術力がついてこないと、成功できないのでしょうね?

追伸
別の視点から考えますと個人事業主ですとかSOHOなどの完全に一人、個人で独立して事業を開始する場合は、余程丈夫なジャイアント馬場のような肉体を持っている人以外は、風邪引いてしまったり、のっぴきならない理由で仕事を休まざるを得ない場合が出てくる訳ですから、予め休む時の事も考えておくか、好きな時に休んでも全く支障ない商売にしておくか、考えておく必要があるかも知れませんね?

まあ芸能人の方などは大きなプロダクションに所属していても、絶対に代わりが利かない仕事でして、それを考えると大した物だと思うのであります。
(舞台などでは代役のトラとか有るようですけどね)