税金が払えない時の対応

今回のコラムはちょいとばかり暗い下向きな話ですが、会社を経営していますと大企業だろうと零細企業だろうと SOHOだろうと個人事業主だろうと、しっかり税金の支払い義務が発生するのですが、税金の支払時期になって税金が払えなくて対応に頭を悩ませる経営者の方も少なくないと思いますので、今回の内容は税金が払えない時の対応について、実体験を交えて書いて見ようと思います。

まず基本的には税金でも社会保険料でも同じなのですが、納付期限前にしかるべく手を講じる事が大前提で、納付期限を過ぎてからの対応ですとか、督促や通知が来ても無視して放置を決め込むなんて方法は夜逃げを覚悟する以外はお勧めしませんし、だいたい夜逃げなんて事はかなり割りの悪いやり方ですから、正々堂々と逃げないで対応に正面からぶつかっていく事が大切ですね。

もうひとつ絶対にやってはいけないのは、税金の支払いや社会保険の支払いの為に銀行以外の金融機関、商工ローンとかサラ金や町金などの高利の金貸しから絶対に借りて税金や社会保険料の支払いに当ててはいけないって事になります。

で本題に入りますがやる事は簡単で、税金や社会保険料の納付期日前に、つまり対応状態になる前に社会保険事務所や税務署に出向いてはっきりと”すいませんお金が無くて税金(社会保険料)が全額払いませんので分割の相談に乗って下さい”って事で分割払いの相談に持ち込むって方法がベストだと思いますね。

まあ税金や社会保険料のリスケのようなもので、遅延損害金といいますか滞納分に金利がかかってきますが、町金や銀行のように手荒な事にはなりませんし、ちゃんと連絡を入れて少額でも分割払いで支払っていれば、金融機関のように事故扱いで信用情報に傷かつく事も有りませんので、税金が払えない時の対応としては最もお勧めですね。

また分割払いの交渉の際は絶対に遅延しない金額で交渉すべきで、無理したり見栄を張っても後で苦労するだけですから、毎月1万円しか払えないのであれば正直に毎月1万円しか払えませんって事で交渉すべきだと思います。

※こーゆー交渉は経理担当者などに任せるのではなく、必ず経営者自身が処理すべきですよ。

追伸
私は会社を起業して10年になりますが過去、資金繰り的にかなりきつい時期がありましたが、借り入れを起こすことなく、税金や社会保険料の分割洗いで乗り切りましたが、金融機関から借り入れを起こす場合の手間や時間を考えますと、直接税務署や社会保険事務所に訪問して分割で支払って良かったと思いますよ。

勿論、分割にも限度はありますけどね。