世襲制について考える

世襲制の弊害がどうのこうの言われても、創業社長率いる零細企業・中小企業の場合はそもそも、自分の親族以外は跡を継ぎたい人が居ないのが現状なのでは無いでしょうかね?

まあ世襲する二代目とか三代目社長が望んでなかったけど、否応なしに世襲の形になってしまったって場合も少なく無いと思いますが、それでも周囲の目とか、周りの評判は世襲とか二代目社長とかのフィルターを通して語られるって事は少なく無いわけですから。ある意味、普通に昇格しての社長業より二代目とか三代目の世襲社長のほうが、色々な面で気を遣ったりして大変かもしれないでしょうね?

勿論、救いようのないボンボンの二代目社長も多数居るでしょうし、二代目になって急に社業が傾いてしまうって事も、多々あるとは思いますが、まあ普通に創業した企業だって過半数が設立後3年以内に過半数が倒産しているわけですから、二代目社長が経営する企業が倒産しやすいって定義は無いと思いますけどね。

それと個人的な想像の世界の中の話なのですが、創業社長が率いる零細企業とか中小企業の経営者が社業に邁進して頑張るって、モチベーションの源には、自分の息子又は娘が大きくなって成長するまで自分が頑張って、しかるべき時期が来たらバトンタッチするって部分が非常に大きいのではないでしょうかね?

つまり零細・中小企業において世襲制を廃止したり禁止したり致しますと、一代限りの企業が続出する事になりますから、当然の事ながら経営者のモチベーションは一気に下がって、中小企業の倒産は激増するは、創業も一気に減少してしまって、日本経済は立ち直れなくなってしまうでしょうね。

もし私が銀行の融資係だったとしたら、世襲制と言われようとちゃんと次の社長(経営者が)はっきりしている企業と、社長が高齢にも関わらず後継者が決まって居ない企業でしたら、間違えなく次の経営者が既定路線で決まっている企業に融資するでしょうからね?

ま世間では世襲制って言葉には何となく否定的なニュアンスを感じている人が多数居ると思いますが、企業経営の世界においては一定のレベルで世襲制がプラスの役割を果たしているところが有ると思いますね。

まあ個人的に企業に関しては、上場企業でも無い限りは、世襲制は残るのも当たり前だと思いますし、理解は出来ますが政治の世界だけは世襲制を撲滅すべきでしょうね。
何せ日本の低迷は二世議員、三世議員が引き起こしたって言い切っても過言では無いと思いますからね。